君の笑顔８

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2「じゃあなに？子供つくる？
いいよ、じゃあ作っても。ほら、脱げよ」



「なに…それ…
そんな風に赤ちゃん作るとかぜったいやだ！！
ニカちゃん最低！！」



2「…そういうことじゃん、
Aがさっき言ったのも。」



「え…？」



2「1回くらいなら…って簡単に言ったよな？
その一回で、もしかしたら俺とAの子供が
できる可能性だってあるかもしんないし」



「そう、だけど……」



2「もちろん毎回、避妊はしてるけど
それでも100%できてるわけじゃないし…
そういう行為をする以上、
覚悟はちゃんとしてるつもり。」



「うん…」



2「だから一回でも…
避妊しないでするとか…まだしたくない。
もちろんめちゃくちゃしたいけど。」



「……」



2「避妊しないでするときは
俺達が結婚したあと。そうでしょ？」



「うん…ごめん、なさい……」



2「でも…もしホントに
Aに赤ちゃんできたら、俺たぶん
めちゃくちゃ喜ぶかもしんないけど(笑)」





うん……


ニカちゃんはそういう人だもんね……




私バカだ…



私とニカちゃんの赤ちゃんを

一番望んでいるのはニカちゃんなのに…




アイドルとか…歌手とか……


ぜんぜん関係ないじゃん…




普通の恋人同士が

みんなそう思ってやってることなのに、


それに気づけないで

勝手に泣いて勝手に悲しくなって…




ほんとバカだな、わたし…





2「まぁでも、さっきはごめん。
言い方…きつかったな。」



「ううん…
私もごめんね。」



2「…俺がアイドルじゃなかったら
こんなことで言い合いになんかなんないのにな」



「に、ニカちゃん！
そんなこと言っちゃだめだよ…！
ニカちゃんがアイドルじゃなかったら
私達出会ってないんだよ！？？」



2「うん、わかってるって(笑)」



「ぜったいキスマイ辞めちゃだめだよ！？
アイドル辞めちゃだめだからね！？？」



2「誰も辞めるなんて言ってねーし(笑)
Aと同じくらい、
俺は6人のこと大好きなんだから！！」



「あ…そっか…(笑)」



2「だから…もう少しだけ……
でも、いつか絶対に
二人の子供作ろうな？」



「うん…！//」





ニカちゃんは私以上に

ちゃんと考えてくれていた…




いつも子供みたいなニカちゃんだけど

考え方とかは大人で…



そんなニカちゃんだから

私も心から好きになったんだ。




もう大丈夫。




ごめんね、ニカちゃん…




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