君の笑顔８

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今日も仕事が終わり家へと帰ってきた




ニカちゃんは

みっくんと飲みに行くって…




ずるいな、

私も飲みたい……



けど我慢。



昨日、あの後たくさん飲んだらしく

またニカちゃんの前で

色々とやっちゃったことを

朝ニカちゃんから聞かされた。




そして軽くお仕置きされた…//





2『次あんなになったら
またあれ使うからな？』



『あれって…？//』



2『おもちゃ』



『やや、やだ！//』



2『どうせなら新しいの買おっかな〜』





………



……………////




思い出しただけで恥ずかしい…///



もう！

ほんとニカちゃんっていじわる！




まぁ、お酒をまた飲んじゃった

私が悪いんだけどさ…



しばらくはホント我慢しないと…！






ドラマのオーディションの

セリフの練習をしていると

突然かかってくる電話




ニカちゃんかな〜？？




画面には “ 玉森裕太 ” の文字



た、たまちゃん？





「も、もしもし！」



t「あ、Aちゃん？俺だよ〜ん」



「は、はい！
ど、どうかしました？？」



t「ん？別に〜！
Aちゃんの声聞きたくなってさ！」



「え！？//」



t「今一人なの？」



「は、はい！
ニカちゃんはみっくんと飲みに行くって…」



t「そっか〜
じゃあこれからAちゃんの家に
遊びに行っちゃおっかな〜？」



「えぇ！？//」



t「なんてね、冗談だよ(笑)」



「そ、そうですか……(笑)」



t「ニカから聞いたよ。
…岩ちゃん、認めてくれたんだってね」



「あ…はい…！」




玉ちゃん…


それで電話かけてくれたんだね……



私達のこと

いつも気にかけてくれてたから…





t「Aちゃんってやっぱすごいね！
何者なの？？」



「え、な、何者…でもないです！」



t「アハハ、そっか〜(笑)」




電話の向こうで笑ってる玉ちゃん



きっとまたクシャクシャな笑顔で

笑ってるんだろうな…//





t「よかったね、Aちゃん」



「…はい！//」



t「俺さ、明後日から舞台始まるんだよね」




あ、そっか……

気づけばもう9月になるんだ……




「が、頑張ってくださいね！
怪我とかしないように！！」



t「ふふ、うん(笑)
約束…覚えてる？？」




や、約束？？


な、なんだっけ……




……あっ！









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