君の笑顔６

286 side ﾆｶ ページ49

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中「どうだった？千賀、
Aの演奏きいて(笑)」



s「いや…もう、プロですよ、こんなの！」



中「初心者だって！千賀なんて
初めて演奏したとき号泣してたのにな(笑)」



s「ほんとですよ！
何なんですか！この余裕そうな顔！！」



「え！？いや…(笑)」




はぁ、

千賀はAと堂々と絡めるからいいよな〜



俺も声だそうかな〜


どうしようかな〜





中「さぁ、じゃあ
一応ね、結果見てみましょうか(笑)」




なんて悩んでると

どんどん先に進んでいく



千賀のことも応援してたけど

この対決はやっぱAに勝ってほしい。



ごめんな、千賀！笑





中「はい！Aさんの勝利〜！！」




やっぱり…(笑)



ピアノだけの対決なら

もちろん千賀にも勝ち目あったけど

今回は弾き語りだもんな。



あの歌聴いたら、

やっぱAの方がすごいって思うわ。




千賀が席へと戻ってきて

俺に睨みをきかせる千賀



なんで俺を睨むんだよ(笑)




収録がどんどん進み

俺のアカペラも無事に成功。




A、俺のこと見すぎ(笑)



嬉しいけどね、バレないか心配。




20分程度の休憩に入る



その間に俺たちはペアダンス用に着替えをする






s「ニカ知ってたでしょ！
Aちゃん相手だって！」



2「もちろん」



s「言ってくれればよかったのに！」



2「言えねーだろ(笑)」



M「千ちゃんもすごかったけど、
やっぱAちゃんさすがだよね〜(笑)」





着替えながら

こんな会話をして控え室をでると、

ちょうどAも隣の部屋から出てきた




2「…っ！」



「……//」





固まる俺達




披露するのが “ 美女と野獣 ”だから

俺達も、相手のAKBさん達も

舞踏会に見立てた

ドレスやタキシード姿の衣装だけど……



Aもドレス姿なの！？




そんなの聞いてねーし！！


不意打ちすぎるだろ…//





スタッフさんが周りにたくさんいるから

余計なこと言えねーしな…





あ〜〜


押し倒してーわ…(笑)





休憩がおわり会場へと戻る。




前に座っている

Aと祐樹ってやつ……




絵になりすぎ…




Aの隣に俺じゃなくて

他の男がいるの…



やっぱむかつくわ〜〜




早く収録おわらせて

Aとイチャイチャしたいわ！




あ、そういえばA

生理中なんだっけ？




……って、

仕事中に何考えてんだよ俺…(笑)





まじで、

したいだけの男じゃん(笑)





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