君の笑顔５

194 side ﾆｶ ページ5

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Aに見送ってもらって家を出た



車の中で昨日のAの制服姿を眺める





まじさ…可愛すぎだから！！


ぜったい23歳には見えねーし！




ホントは昨日あのまま抱きそうになったけど

まじであのセリフは……



俺完全にニヤけてたし…(笑)



あんな状態で抱けるわけねーし！！




なんとか理性を保って


Aをちょっと焦らしてみようかな〜

って思って、


いつもなら裸でベッドに入るけど

服を着て、何もしない素振りで横になった。



そしたら案の定、

後ろから抱きついてきたA




「寂しくて…」

「ぎゅってしていい？」



Aの口から次々に発せられる言葉に

またニヤけが止まんなかった…(笑)





だから、もう焦らすのやめたっ！って思って

またキスしようとしたら…



俺の胸の中でホントに寝てたし。



まじでありえねーわ！



制服姿見たときから

こっちは我慢してたのに



やっぱりあのとき抱けばよかった…とか、

後悔しながら色んな葛藤と戦ってたら

いつの間にか朝になってたし。



あんまり眠れなくて

朝から不機嫌な俺の出来上がり(笑)




Aの唇カサカサするとか

思ってもないこと口にしたり、


本当はAが作った朝飯、

食いてーのにいらないっていったり…



俺はガキか！…ガキだけど！！



けど、家を出るとき


「ニカちゃんが、
ぐっすり眠れるように頑張るから！」


ってAが言ってくれた。




なんだ、ちゃんと気づいてんじゃん

って、またまた顔がニヤけたし(笑)




ってことで、今夜はもう

そういう約束もしたし、

この写真もあるしで色々と頑張れるわ！笑





2「おはよーっ！！」




元気よく楽屋へと入る




M「ニカ今日テンション高っ！」



2「は？別にいつもと変わんねーし！」



s「なんか今日の二階堂おかしいんだよ！
車の中でも携帯みてニヤニヤしてたし」



Ki「あ〜してたしてた(笑)」



2「べ、別にしてねーから！！」




やべ…

バレてたか……




Ki「ま、どうせAちゃんに
関係してることだと思うけど」



M「ぜったいそうでしょ！」



s「それしかないしね〜！」




ちっ！何で分かんだよ！



でも絶対にこのAの写真だけは

こいつらに見せらんねーわ！！





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