君の笑顔

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2「いいや、俺このまま
タクシー呼んで直行するから」



「だ、大丈夫！？怪しまれない？？」



2「なんとかなる！」




もう、いつもそればっか…


ニカちゃんらしいけど(笑)




「じゃあ、これ合鍵！渡しとくね！」



2「ん〜、あ！A！」



「なに！？」



2「キスして！」




は！？また！？


どんだけキス好きなのさ！！

てか今それどころじゃない…




2「ん！！」




な、なんなんだいったい…

可愛すぎる…//


ていうか、いい加減

服着てよね…//




「もう〜〜！//」




チュって触れるだけのキス




「行ってきます！//」



2「行ってらっしゃーい」




急いで下へと降りる




「お、おはようございます！
ごめんなさい…」



麗「はぁ、もう！
次はないからね！」



「はい…」




麗華さんにグチグチ言われながら

スタジオへ到着



朝から麗華さん怒らせちゃって

引っ越しします〜なんて言えるの！？




まぁ、時を見て話そう…




「おはようございます！」



ス「Aちゃん、おはよう！
よろしくね〜！」



スタッフさんに挨拶し、

メイク室へ入る



今日は音楽雑誌の撮影




メ「あれ？Aちゃん、
今日メイクしてきた？」



「あ、いえ…実は寝坊しちゃって…
軽くはしてきましたけど…」



メ「そうなの？
まぁAちゃんは、肌キレイだし、
すっぴんでも可愛いけどね〜」



「そんなことないです…
最近、肌荒れひどくて」



メ「そう？今日はお肌ピチピチしてるわよ！」




メイクさんにそう言われ鏡を見る



え、ピチピチ？？

昨日寝るの遅かったのに？



って、昨日のことを思い出して

急に恥ずかしくなる…//




メ「恋でもしてるのかしら？笑」



「うぇぇ！？//」



メ「ふふ、冗談(笑)
よく言うでしょ？恋をすると綺麗になるって！」




そ、そうなのかな？


ニカちゃんに恋をしてるから…？//





カ「じゃあAちゃん
初めは、そのイスに座って撮影するからね」



「はい！お願いします」





カメラマンに言われたとおりに

ポーズをしたり目線を逸らしてみたり…



まさか歌手になって

こんなモデルさんみたいな撮影を

するなんて思っても見なかったから、



初めて撮られたときは緊張したな〜




最初なんてガチガチで、

現場のスタッフさんみんなに

笑われたしね(笑)




そう考えると、

この半年でホントに成長したなって思う。





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