30 ページ31
.
2「その新曲、発売っていつ?」
「えっと…たしか再来月?」
2「まじか(笑)
俺ら、歌番組に一緒にでれるかもよ?」
「え?」
2「俺らも再来月に新曲だすから」
「ほ、ほんと!?」
2「うん(笑)」
え、まって、
ってことは本当に
夢叶っちゃうかもしれないの??
…いや。でも、私は、
キスマイと同じ歌番組に出れるほど
まだ売れてないから、無理かな。
期待しないでおこう……
2「あ、今日AのCD買ってきた!」
「え?」
2「ジャーン!」
ニカちゃんの手には
私のデビュー曲のCDが…
「買ってくれたの?」
2「うん。ずっと…
買えてなかったからね。」
「ありがとう…」
2「てかジャケ写可愛すぎ!!」
「え?別に普通だよ…」
しかも半年前だし、
今より顔とか丸いし。。
まぁ、さすがプロのメイクさん、
私じゃないみたいだけどね!
2「どんどん人気になってくじゃん」
「そんなこと…ないよ…」
2「もう俺だけのAじゃないんだ。」
そう言って拗ねてるニカちゃん
か、可愛すぎる…
人のこと、
可愛すぎ!とか言う前に
自分の顔を鏡で見てよ!!
ニカちゃんの方が
何万倍も可愛すぎるから!!
「あ、そうだニカちゃん」
2「ん?」
「今日も…泊まってもいいかな?」
2「え!?」
「だ、ダメならいいの!麗華さん、
明日もそこのコンビニ迎えきてくれるって…
だから…」
2「ダメなわけないじゃん!
めっちゃ嬉しい!!」
「に、ニカちゃん…」
ガバっと私に抱きつくニカちゃん
2「Aとずっといれて幸せ!」
「わ、私も…!」
ニカちゃんの顔が私に近づき
唇が重なる数センチのところで
〜♪ 〜♪
鳴り響く着信音
「私じゃないよ?」
2「あ、俺だ。誰だよー」
携帯を確認しにいくニカちゃん
画面を見て
一瞬固まったように見えた
「で、でないの?」
2「うん…せ、千賀からだから!
あとでかけ直すからいい。」
「もしかしたら急ぎの用事かも…
出ていいよ?」
2「うん……もしもし。」
電話をとり寝室の方に行ったニカちゃん
千ちゃんからなら、
ここで出ればいいのに……
.
317人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さぁ(プロフ) - 続編嬉しいです!更新頑張ってください!楽しみにしてます (2018年5月30日 17時) (レス) id: b4d488ebce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yuuna | 作成日時:2018年5月28日 22時