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Ki「じゃあな〜!
あとは二人でごゆっくり(笑)」
2「ミツさんきゅ!」
そのまま私達から去っていく みっくん
なな、何が起きているの?
状況がさっぱり理解できない……
2「ほら、行くよ」
ニカちゃんに言われるがまま
後ろを着いていく…けど……
この道……
懐かしいな………
ずっと前も
ニカちゃんと並んで
ここの道 通ったよね。
今はニカちゃんの後ろを
距離をとって歩いてるけど…
2「ミツはカナちゃんの家に行くんだって」
「え?」
前を歩くニカちゃんが話し出す
2「飲み行くと思ったでしょ?」
「うん…」
2「あれ嘘。みんな俺とAを
二人きりにさせてくれるために
嘘ついてくれたの。」
なんだ、そっか…
私はまんまと、
キスマイに はめられたってわけか……
2「だってA、ああでもしなきゃ
俺の家きてくれないでしょ?」
そう…
今向かっているのは
ニカちゃんのお家。
ニカちゃんのお家の
近くのコンビニで降ろされた。
だから みっくんもタクシーに
一緒に乗ったんだ…
ニカちゃんの家と
カナの家はすぐ近くだから…
カナって言うのは私の親友で
みっくんと付き合ってる
私も最近は忙しくて
カナと会ってないけど
まだ、二人はラブラブなんだね…
よかった…
ニカちゃんの家の前について
思わず立ち止まる
2「思い出した?
俺の家ここだけど(笑)」
そんなの…
忘れたなんて言ったの
嘘に決まってるじゃん。
覚えてるよぜんぶ。
何階の何号室かも、
家の中の構造とかもぜんぶ。
2「ほら!
今さら帰るのはナシだかんね。」
しょうがなく
ニカちゃんのあとを着いていく
2「入って?」
「お邪魔…します……」
半年ぶりに入る
ニカちゃんのお家
家の中に入ると、前と同じように
ニカちゃんの匂いが漂ってきて
あのときの気持ちが蘇る
“ ニカちゃんのこと嫌いになった ”
あのとき私は、
この家でそう言った
思ってもないことを口にしたんだ。
だめだ。
やっぱりこれ以上は…
中に入れないよ……
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さぁ(プロフ) - 続編嬉しいです!更新頑張ってください!楽しみにしてます (2018年5月30日 17時) (レス) id: b4d488ebce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuuna | 作成日時:2018年5月28日 22時