真選組にはドSの星のお姫様がいる。

近藤絶対派vs土方絶対派。 ページ8

…………こうなったら。




『兄さんがどうしても引かないってんなら、私にも考えがあります。』



沖田｢ん？｣



『兄貴、勝負しろや………( º言º)』



土方｢お、おい……A。落ち着け、な？俺が総悟ごときに殺される訳ねぇだろっ?!
何もお前が総悟と喧嘩する必要はねぇよ汗｣



沖田｢………………A………そんなに土方の事が……………｣



『…………(-ω-´ )』



沖田｢ひぃじぃかぁたぁぁ!!!!!
よくも俺の可愛い妹洗脳してくれたなぁぁぁぁ!!!｣






あ、だめだった。


兄貴に喧嘩ふっかけりゃ少しは良くなると思ったのに。


こうなりゃもうどうにでもなれ!!








『兄貴、久しぶりに私と試合してよ。もちろん一本勝負で、バズーカの使用は禁止ね？使っていいのは竹刀一本のみ。』



沖田｢……俺ァAを虐める趣味は無いんだけどな……まぁ、良いか。
良いよ…兄ちゃんと“試合”、しよう。｣








……………………






近藤｢お、おいトシ…………これどうしたんだ……？いつもなら絶対ありえないくらいの殺気でAが総悟と睨みあってるんだが…………｣



土方｢近藤さん、俺に聞かないでくれ……俺ももうよく分かんねぇよ。｣



『ジミー君、審判お願いね。あ、兄貴が怖いからって誤審は許さねぇから。』



山崎｢は、はぃぃ!!｣



沖田｢おい山崎ィ。いくらAが可愛いからって、甘やかすんじゃねぇぞ。｣



山崎｢ひぃぃ!!!｣



近藤｢え………これ、どういう状況？｣



土方｢A、近藤さんの補佐がもう嫌なんだとさ。んで、その代わりに俺の補佐になるって言いやがるもんだから、総悟がお冠なんだよ。｣



沖田｢土方ァァ!!軽々しくAの名前呼んでんじゃねぇぇぇー!!｣



『兄貴ぃぃ!!!上司の事呼び捨てしてんじゃねぇぇぇぇ!!!』



山崎｢ヒッ!!でででで、では！始めっ!!!｣

ドSの星のお姫様の弱さ。→←いくら兄妹でも譲れないものがある。

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