真選組にはドSの星のお姫様がいる。

ゴリラも頭が上がらないよ局長補佐さん。 ページ44

『きょーくーちょー!!!』





ﾄﾞｫｫﾝ………(バズーカぶっ放した音)





近藤｢うぉっ!!A〜！なんで俺にバズーカ向けるの?!?勲悲しい!!｣





『………理由なんて無いに等しいですけど…………そうですね、強いて言うなら……ゴリラだから、でしょうか？』





近藤｢えっ？ちょ待っ、意味分かんないんだけどォォ!!なんで俺、総悟にもAにもゴリラ呼びされなきゃならないの?!?｣









いや、そんなの近藤さんが明らかゴリラだからに決まってんじゃねーか。





ま、いいや。早いとこ聞くこと聞いて帰ろう。





ゴリラの裸は見てると精神抉られるからな。





稽古の時必ず全裸もしくはふんどし一丁でやるのホントやめて欲しい。









『ねえゴリラ局長。土方さんの最近様子が変なんだけど、なんか知ってる？』





近藤｢変……と言うと？｣





『いや、なんか気持ち悪いくらいに優しい。今までなら絶対ゲンコツ入れられて終わりだった事とかも口頭での注意で止まってるし。なんかやけに心配してくるし。なんなの？私人生終わるの？まだお姉ちゃんに逢いに行くのは早いと思うんですけど……』





近藤｢あ〜…………(トシもトシだがAもAだな、2人とも鈍すぎる……)｣









土方さんが優しいとなんだか不気味だ。





鬼が急に仏になれば誰でも気味悪がると思う。









近藤｢あー、なんだ。トシにもまた春がやってきたって事だな！それにAにも春は来たみたいだぞ！うんうん、めでたいめでたい！
それに加えて俺は……(p_q*)ｼｸｼｸ｣









あ、これ面倒くさくなる奴だ。





早々に退室しよう。









『まあとにかく、話聞いてくれてありがとーございました。近藤さんも、お妙さんに嫌われない様にストーカーは程々にしてくださいね？……でないと私の仕事増えるんで。この前新八君にも泣きつかれたんですから。そろそろストーカーやめないと、本気でバズーカぶっ放すんで。そのつもりでどうぞよろしくお願いします。』





近藤｢ぇぇえ!!A酷いっっ!!!｣

女友達………？いや明らかに違うよね。→←実は屯所で一番怖い局長補佐さん。

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