必要のないモノ。 ページ39
結局、近藤さんに言われて局長補佐の仕事は一旦休止して土方さんに付く事になってしまった。
今、一番顔を合わせづらい人なんだけどな……
『…よしっ、やるか!頑張れA!お前はやればできる子だ!!!』
土方「……おい、お前疲れてんのか?何俺の部屋の前で自画自賛してんだ……」
『ひょわっっ?!?』
土方「フッ、なんだその変な声wwそんな驚き方する奴ァお前くらいだぞ笑」
『ひ、ひひひひ土方さんっっ!!!居たんなら声かけてくれればいいじゃないですかっ!!』
土方「いや、なんか一人で燃えてっから邪魔しちゃ悪ぃかなーって思ってよww」
うぅぅ………完全にからかわれてる………
やっぱり土方さんにとって、私は妹みたいなもんなんだろう。
きっと、いちいち悩む私が馬鹿なんだろう。
もう、意識するのはやめよう。
土方さんは強くて優しい。
私はそんな土方さんを尊敬しているのだから。
『副長。今日からしばらくの間は私が書類整理の手伝いをするよう局長に命じられましたので、副長は少しお休み下さい。[その間は局長補佐の仕事よりも書類整理を優先するように]とも仰っていましたので、副長の負担も減らせるかと。』
土方「!…あ、あぁ……わかった。すまねぇな、そんじゃあよろしく頼む。」
これでいい。
これでいいんだ。
私には色恋なんて必要ないのだから。
疑問と不安。→←たまには役に立つゴr…ゲフンゲフン……近藤さん。
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勿忘草は浅葱色を纏う(プロフ) - 迷い猫さん» あぁあ!ありがとうございます!!最近全く更新出来てなかったのに読んでいただけて嬉しいです! (2021年10月10日 13時) (レス) id: be40802470 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 面白いです!頑張って下さい! (2021年10月10日 13時) (レス) @page5 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:勿忘草は浅葱色を纏う | 作成日時:2020年10月9日 0時