今の小学1年生、恐るべし…by.神谷浩史。 ページ9
Aから返ってきたのは…
―― 『ふえっ？今学校ではやってるモノ？
んー、Aは見たことないけど、［おそ松さん］とかは皆話してる！あ、でも、安心してね？声やってる人の話はまだ出てないと思うから！』 ――
そう、俺たちが最も危惧していた、〈Aの耳に［おそ松さん］の話が入ってしまう〉という事態が起きていたのだ……
神｢ねえ、どうすんの…さすがに学校で広まってる、ってなると僕達がどんなに頑張って見せないようにしてても、いつかはAも［おそ松さん］に興味くらい持っちゃうよね……｣
鈴｢それなぁ…なんてったって、周りのお友達が皆話してるんやろ？そんなら自分だけ知らんのは辛いもんなぁ……｣
俺たちは今、人生最大の岐路に立たされていた…
(ん？これ今までにも何回か立ってるよね笑)
福｢……もう、いっその事解禁しちゃいます？｣
櫻&神&鈴｢｢｢……は？｣｣｣
福｢いや、だって今の小学1年生がそういう話題が多いのに、Aだけ分からなかったら、今はそうじゃなくても近いうちに学校内で孤立化しちゃいますよ。だから、そんなんなるくらいなら、解禁しちゃえばいいかなー、って。｣
え、ぇぇ、嘘……いやいやいや……スーパー純粋なAにそんな事教えちゃって平気？
俺はそう思ったのだけれど、意外な事に潤の意見に真っ先に賛同した奴がいた。
神｢……まあ、確かにそれはそうかもね……Aが学校で孤立するのなんて、僕は耐えられないし。ある程度の決まりを作ってあげれば、見せてあげてもいいかな。｣
浩史だ……
いや、嘘だろ。今まであんなに［十四松事変］で怒ってたのに… ←詳しくは第二弾を見てねっ！
鈴｢……まあ、浩史もそー言うんなら俺はええけど……孝宏は？ええか？｣
｢…(4人中3人賛同してたら俺に勝機なんかある訳ねーし……)………まあ、きちんとルール作るんなら………｣
斯くして、
"アニメはシェアハウス内の大人が誰か1人付いてなら見てもいい"
というルール付きでAのアニメ鑑賞が許可されたのだが……
"アニメ鑑賞の時間の監督"を務めていない住人たちには疑問がある様で。
そりゃそうだ、毎日毎日、Aが何かしらアニメの曲鼻歌で歌ってるんだ。
違和感感じるのも当然だわ。
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勿忘草は浅葱色を纏う(プロフ) - 夏月さん» はぅぁぁぁぁ!!!ありがとうございますっっ！！！最近大学の課題とかもあって全ての小説に手をつけることが難しくなってたんですが、頑張りたいと思います！友達申請もありがとうございました！ (2020年12月13日 18時) (
レス) id: be40802470 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2020年12月13日 15時) (レス) id: bc5e063eb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勿忘草は浅葱色を纏う | 作成日時：2020年7月6日 0時
