立花くんと仲直り。 ページ4
立｢ひーめっ。何泣いてんの？｣
『…しんのす……しんのす達が喧嘩するのはAのせいなの？Aは皆に仲良しでいて欲しいけど、Aのせいで皆が喧嘩しちゃうなら、やっぱりAは居ない方が良かった？』
立｢……Aは本当にそう思う？……俺たちが喧嘩してるって見える？………
あぁ、まあそう見えても仕方ないか…
でもさ、俺たちにとって姫が必要な存在だって、今まで言葉だけじゃなくて行動でも何度も何度も表してたと思うのは、俺だけなのかな？
姫は、俺たちが一度でもAが要らないって思ってたように見えたの？｣
『ﾋﾞｸｯ……』
!?珍しい。いつも飄々としてる立花くんがあんなに怒りを露わにするなんて。
Aも立花くんが怒ってるの初めて見てビクっなってるし。
立｢…俺たちにとって、Aは一番大切で一番護りたい存在なんだよ？
だからこそ神谷さんはAのために皆を叱りに行った。
だからこそ櫻井さんはAに泣き止んでほしくてさっきみたいに言葉をかけた。
なのに、Aはそれでもまだ信用出来ないの？
大人は皆怖いから？
幼稚園の時のお友達に意地悪言われた時のことをまだ気にしてるから？
そんなの、Aが勝手に気にしてるだけだよね。
俺たちはAが大切で、可愛くて、愛しくて仕方ないんだよ？
それでも自分がいなければ良かった、お父さんたちと一緒に天国に行けばよかった、なんて言うの？
俺だってそろそろ怒るよ？
皆Aが大好きだから、心配もするし、時にはA
の隣を巡って喧嘩したりもするかもしれない。
でも、それはAが大好きだからなんだよ？
………そろそろ神谷さんが帰ってくる。
それまでにその涙でぐちゃぐちゃになった顔を洗っておいで。｣
………
立｢少し言いすぎました？w｣
｢……お前、あんな怒り方出来たんだな…俺そっちに驚いたわ。｣
立｢だって、いつまでも甘やかす訳にはいかないし。
それにAだってその辺自分で考えられる年になったでしょ？
A、福山の従兄弟の娘ってだけあって元々頭の回転とか要領いいし笑｣
立花くんよ、お前はAのご両親を褒めているのか？
それとも潤を褒めちぎっているだけなのか？
神｢ただいまー、皆にしっかり言い付けてきたよー。……あれ？立花くん、何してんの…って…!?Aは?!どこ行ったの?!｣
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勿忘草は浅葱色を纏う(プロフ) - 夏月さん» はぅぁぁぁぁ!!!ありがとうございますっっ！！！最近大学の課題とかもあって全ての小説に手をつけることが難しくなってたんですが、頑張りたいと思います！友達申請もありがとうございました！ (2020年12月13日 18時) (
レス) id: be40802470 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2020年12月13日 15時) (レス) id: bc5e063eb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勿忘草は浅葱色を纏う | 作成日時：2020年7月6日 0時
