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大変ですよ、だんな様！Part.2 ページ32
『あわわわわわ:;(´◦ω◦｀);:』
さっきからインターホンを押そうとする嫁の手が震えまくってて少し可笑しい。
でも、俺が笑うとAはへそを曲げるので俺は笑いをこらえるのに必死である。
Aは自分の事で無くても、身の回りで何か心配事があったり、知人が多忙そうだ、と感じると何故か震えはじめる。
蓮水さん曰く、小さい頃からそういう子だったらしいが……
何故自分の事だけでなく、他人が大変そうだと感じても手が震えるのかは分からないらしい。
ただ、自分に災難が降りかかった時の震えよりはずっと軽い症状なので、まだ大丈夫。という事なのだが…
しかしあまりに震えが止まらない日はとても心配になるので、そういった日は出来るだけ近くに居てやりたい。
仕事の都合で一緒に居てやれない日はなるべく蓮水さんに連絡はするけれど…
とりあえず平川さんの家に入らなければどうにもならないので、チャイムは俺が押してやろうか…
｢A、貸して?俺がチャイム鳴らすよ。｣
『あ、ありがどぉぉぉ…(´TωT｀)』
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作者名：勿忘草は浅葱色を纏う x他1人 | 作成日時：2019年12月5日 18時
