不老不死の私とホグワーツの物語#3【ハリポタ】 (ページ41)

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#141　庇うんだページ41

ハリー「その閉…なんとかをどうして僕が学ばないといけないんですか？」

セブ「校長がそうするのが良いとお考えだからだ。一週間に一度、月曜の夕方六時に我輩の研究室で個人教授を受ける」

ハリー「はい、誰が教え……え？え、エラレスじゃないんですか？」

セブ「さよう、我輩だ」

僕はAを見ると、Aがティーカップを置いて口を開こうとしたその時、シリウスが先に口を開いた。

シリ「どうしてダンブルドア、もしくはAが教えないんだ？なんで君が？」

セブ「あまり喜ばしくない仕事を移譲するのは校長の特権なのだろう。校長はエラレスではなく、我輩に教えろと命じたのだ」

スネイプが立ち上がった。たぶん帰るのだろう。

だけどシリウスが止めた。

シリ「もし君が閉心術の授業を利用してハリーを辛い目に遭わせていると聞いたら、わたしが黙ってないぞ」

セブ「泣かせることよ。しかし、ポッターが父親そっくりなのに当然君も気づいているだろうね？」

シリ「ああ、そのとおりだ」

セブ「さて、こいつの傲慢さときたら、批判など端から受けつけぬ」

シリウスが荒々しく椅子を押し退け、テーブルを回り込み杖を取り出しながらスネイプの方に進んだ。

スネイプも杖を取り出す。

シリウスとスネイプの間に椅子から立ち上がったAが入り込んだ。

ハリー「シリウス！」

シリ「警告したはずだスニベルス。ダンブルドアが貴様が改心したと思っていても、知ったことじゃない」

『シリウス！セブルスのことをそんなふうに言うな！』

シリ「君はいつまでこいつを庇うんだ！」

シリウスがAの額に杖の先を押し当てた。

スネイプがシリウスに杖を向ける。

シリ「そこを退け」

『嫌だね』

シリウスが杖を上げた。

その時、厨房のドアが開き、ウィーズリー一家全員とハーマイオニーが入ってきた。

ウィーズリーおじさんは「治った！全快だ！」と元気よく宣言する。

僕たちを見るなりウィーズリーおじさんの笑いが消えた。

シリウスとスネイプは杖をおろした。

スネイプは厨房を横切りウィーズリー一家の脇を物も言わずに通り過ぎた。

それを見たAが杖を取り出してティーカップを消すとスネイプを追った。

僕はAに必要の部屋で閉心術をこっそり教わりたいと言いたくて、追おうとしたがシリウスに止められた。

どうやらウィーズリーおじさんの怪我はAが届けた薬で治ったらしい。