不老不死の私とホグワーツの物語#3【ハリポタ】 (ページ26)

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#126　僕は嘘をページ26

数日後。

ハリーは本を読みながら自身の左手を隠す素振りをみせていた。

ハーマイオニーはそれを見るなりハリーに尋ねた。

ハー「その手どうしたの？」

ハリー「なんでもない」

ハーマイオニーはハリーの左手を掴むとローブをめくる。

そこには「僕は嘘をついてはいけない」とハリーの手の甲に刻まれていた。

ハー「ダンブルドアに言うべきよ。もしくはAに言えば薬をもらえるわ」

ハリー「いや、ダンブルドアは心配事が一杯だから言えない。Aにも心配させたくない。それに、アンブリッジに負けたくない」

ロン「酷いよ、こんなに痛みつけるなんて。こんなの親が知ったら」

ハリー「僕にはその親がいないしね」

ハー「ハリー、報告すべきよ。簡単な話だわ」

ハリー「違う、そうじゃない！これはそう簡単にすむ話じゃないんだ……君にはわからない」

ハリーは読んでいた本を閉じた。

ハー「じゃあわからせてよ」

ハリーは無言でその場をあとにした。

そして、シリウスに手紙をだした。

また数日が過ぎた。

階段を登りながらミネルバとアンブリッジが何やら話していた。

マク「私の生徒に罰則を与えるのなら、所定の方法で与えると申しあげているのです」

アン「あら愚かにもわたくし、私の権限に口を出されたとお聞きなさいましたけど？ミネルバ」

マク「とんでもないドローレス。問題は残酷なやり方です」

アン「お言葉ですが、わたくしのやり方にいんを唱えるとは魔法省をひいては大臣その人に意義を応えるのと同じです。忠誠心の無さです」

マク「忠誠心の無さ…？」

アン「コーネリウスがすぐ対処するでしょう」

そこにいた生徒達の一番奥。

そこにはアンブリッジを睨みつけるAがいた。

その目は紅く、見た誰もが震えるような表情をしていた。

アンブリッジに対し、敵対心を持つその瞳。

蛇のような紅色の瞳がアンブリッジを殺さんとばかりに見ていた。