Episode10．母様と父様。 ページ12
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「まあ、いい。……いくぞ、A」
「…！はぁい。いってきます、ダンブルドアせんせー！」
いってらっしゃい、との声に背を向けて、セブルスせんせの後を追う。
「どこへ行くんです？」
まぁ、なんとなくは想像出来るけど……
「ダイアゴン横丁だ。必要な学用品なんかはそこで殆ど買える」
「へえ……」
ぽつぽつと話しながら、ホグワーツをまわる。ひゅうと生ぬるい風が頬をくすぐった。
「＿＿ねぇ、セブルスせんせ。うちの母様と父様って、どんな人だったの？」
「……日本という国から、殆ど異例の転入生としてホグワーツに入ったお前の父上と母上は、素晴らしい魔法使いだった。技術も人気も、他の者より群を抜いていたからな。誰からも好かれ、愛されていた。……だが」
そこで一旦言葉を止めて、私の方に視線を向けるセブルスせんせ。
にっこりと微笑みを返すと、煩わしげに眉を寄せ、また話を始めた。
「＿＿だが、現在はその人気は地に落ちているといっても過言ではない。……彼らが、ヴォルデモート卿に……闇の陣営に味方したからだ。」
「……名前を言ってはいけないあの方の味方、を……？」
「あぁ。何が不満だったのかは我輩には分からん。だが、彼らは例のあの方の味方に着いた。そしてあの方が消えた今も、その復活を待っている……らしい。我輩が知っているのはここまでだ」
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はつぷ(プロフ) - すごく面白いです！これからも更新頑張ってください！！全裸待機してます…笑 (2019年8月17日 9時) (
レス) id: fcb2b7337e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2019年4月4日 21時
