我慢をする意味１１ ページ12
過去編
中学の時の私は、明るくて、クラスのムードメーカー的な性格だった。
甘え上手で、遠慮をしなくて、いっつも周りにあきれられてて。
そんな、いいところと悪い所を半分半分で持ち合わせたような性格の私。
悪い所は、あまり目立っていなかったけれど、私と友達やってる子は結構分かっていた。
貴方「うわぁ！なにそれ凄く可愛いね！」
友１「でしょでしょ！この前文房具屋さんで見つけてさ〜。ラス１だったの。」
友２「それはラッキーだったね。」
貴方「いいなぁ。めっちゃほしい！」
友１「え、あげないよ？」
貴方「えー、ケチ。」
こんな具合で、自分では気にしていなかったけれど、友達は凄く嫌な思いをしていたと思う。
今思うと、悪い面は本当に悪い事しかなかったなって自分でも思う。
そんな事が続いて、ある日友達はそのストレスが爆発した。
貴方「そのプリン食べていい？」
友２「なにそれずるい!私も食べたい！」
友１「いいけど、いつもAにあげてるから今日は友２にあげる！」
貴方「え〜なにそれ！先に声かけたの私じゃん！」
友１「いつもAにあげてるでしょ！今日は譲りなよ。」
貴方｢いやだ！絶対いやだ！」
いつも通り、これでもらえると思ったんだろう。
これが間違いだった。
友１「はぁ、ほんっと、いい加減に直したら？その性格。」
貴方「え？」
友２「だよね。いつも思ってたんだけどさ、あんた遠慮がなさすぎるんだよ。」
とうとう、友達がキレた。
友１「あんたはいっつも我儘ばっか。こっちの身にもなってよ。もう小さい子供じゃないんだから、少しは我慢するって事覚えたら！？」
友２「そうだよ！遠慮がないんだって。もう、あんたと友達なんかやってらんない！」
友１「そうだよ。もう疲れた。行こう、友２。」
友達は私のこの性格をウザがって、離れて行った。
自業自得だ。私のこれまでの行いが悪かたんだ。
私はもう、わがまま言っちゃいけない。わがままを言えば、皆離れて行く。
遠慮をしなければ、孤立する。
私は、遠慮しなきゃいけない。我儘は言っちゃいけない。
一人になりたくなければ、他人のお願いを聞くんだ。
私が、私が頑張らなきゃ。私が、我慢しなくちゃいけないんだ。
私はそれから、お願は絶対にしないって決めたの。
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はるちゃ(プロフ) - 桜朱さん» 今からでも考えて行動したら仲良くしている友人とも同じようなことが起きずに残りの高校生活も楽しめると思いました！ (2019年1月2日 23時) (
レス) id: 90ad3ef0d9 (このIDを非表示/違反報告)
桜朱(プロフ) - はるちゃさん» そんな偶然があるんですね…。友達の在り方って考えだしたらきりがないと思うし、難しいと思います。でも、一番は相手を思って行動することだと思います！ (2019年1月2日 17時) (レス) id: aff2664059 (このIDを非表示/違反報告)
はるちゃ(プロフ) - ミンティアパニーニ味さん» え、本当ですか？！有難うございます！(？)実際に去年の10月に起こってしまったことでした。もっと早くであってればよかったのと思いましたよ (2019年1月2日 13時) (レス) id: 90ad3ef0d9 (このIDを非表示/違反報告)
ミンティアパニーニ味 - はるちゃさん» 泣いた(突然)それ良いわ…アンタここで作者デビューできるわ… (2019年1月1日 22時) (レス) id: 7163f6fc3f (このIDを非表示/違反報告)
はるちゃ(プロフ) - 続きになりますが、この小説を読んで本当の友人とは何か、友人の在り方？を気づかされた気がします！とてもよかったです。これから社会人になる身ですがもっと考えて行動しようと思わされました！ (2019年1月1日 20時) (レス) id: 90ad3ef0d9 (このIDを非表示/違反報告)
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