三ツ谷隆が恋する無気力男子

第34話 ページ36

三ツ谷side









え？


どいう、

なん、


なんで








なんでAの声が、

え



『三ツ谷今「だああああ違う今のは違う！！」』



というか、いつから起きてたんだよ




完全に熟睡しきってるとおもって
ポロッと本音が出てしまったのを

まさか

本人に聞かれるなんて



4んでもいい


「違う、これは

あの

あれだ


今度遊びに行くのに付き合って貰おうかなって思って」





冷や汗が止まらない

焦りすぎて、
訳の分からない言い訳しか出てこない

もう、どうしたらいいんだおれ

数秒前に時を戻したい




顔が熱くて、頭が真っ白

多分顔も真っ赤になっていることだろう


俺の背中に乗ってるAには、
暗いし見えてないといいんだけどな・・・





『、、、付き合うって、、



俺と、三ツ谷が、？

恋仲？になるってこと？』



「や、ちが、だから」



『三ツ谷、



三ツ谷はさ











俺の事好きなの？』



















図星をつかれて





完全に言葉を失う











どくん、と胸が跳ねて

Aの一言に誤魔化しの言葉すら出てこない









あの鈍感でマイペースなAだ



今回も



今回も絶対に



なんとか言い訳して貫けば

絶対にAのことが好きだってこと、
バレないと思ってたのに







なんで？




なんで、、











『・・・もしかして、図星？








三ツ谷、耳まっかっかだね


外暗いから、バレてないと思った？』




「、ぅ"、、」





『・・・・・・三ツ谷



















ね、俺たち、付き合おっか？』

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