31 ページ8
そう言い残した後、彼らは帰って言った
『………さて、、、帰りますか。太宰さん。身長的に太宰さんは、谷崎くんお願いしますね〜』
異能のおかげであとはほんの少しだけの傷になった
治っているってことは… 異能、消してないな。
消せって、願ったら消えるもんかな?
願うと、剣は消えていった
おぉ、、取り出し方便利だな
太「……美咲ちゃん」
『ん?』
太「私が、、、ポートマフィアってこと、失望しないのかい?」
『…』
声がして、振り向くと見えたのは、いつもの笑顔が消え、今にも壊れそうな表情をした太宰さんがいた。
『…過去のあなたがポートマフィアでも、今は武装探偵社の太宰さんです。』
太宰さんは目を見開いた
『今、ここであなたを否定してしまうと、あなたの今も否定してしまう。なぜ、ポートマフィアにいたのかは分からない。なんで探偵社に来たのかもわかりません。でも、あなたはあなたです。私が知っている太宰治は、仕事をサボりがちで、ジサツマニアで、それでも、私が少し元気がないと心配してくれる。さっきみたいに危なくなったら助けてくれる、とっても優しい太宰さんですよ。だから、失望なんてしません。』
私は、彼の目を見て微笑んで言った
太「っ!!、全く、君は、、…」
そこには、張り詰めていた表情が一気にほどけ、あどけない表情で笑う、太宰さんがいた
『…よし!さっさと行きましょ!動いたらお腹減りました!うずまきでご飯食べましょうよ!』
太「ふふふっ、、、そうだね。って言うか、美咲ちゃん、力持ちだねぇ」
ただいま、敦くんとナオミちゃんを担いでいます
『ん?あー、まぁ、力仕事は得意なんで!』
そう言って私達は武装探偵社へ戻った
168人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:チョココロネ x他1人 | 作成日時:2018年10月22日 19時