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そう言い残した後、彼らは帰って言った







『………さて、、、帰りますか。太宰さん。身長的に太宰さんは、谷崎くんお願いしますね〜』





異能のおかげであとはほんの少しだけの傷になった


治っているってことは… 異能、消してないな。


消せって、願ったら消えるもんかな?



願うと、剣は消えていった





おぉ、、取り出し方便利だな




太「……美咲ちゃん」




『ん?』




太「私が、、、ポートマフィアってこと、失望しないのかい?」




『…』


声がして、振り向くと見えたのは、いつもの笑顔が消え、今にも壊れそうな表情をした太宰さんがいた。






『…過去のあなたがポートマフィアでも、今は武装探偵社の太宰さんです。』

太宰さんは目を見開いた


『今、ここであなたを否定してしまうと、あなたの今も否定してしまう。なぜ、ポートマフィアにいたのかは分からない。なんで探偵社に来たのかもわかりません。でも、あなたはあなたです。私が知っている太宰治は、仕事をサボりがちで、ジサツマニアで、それでも、私が少し元気がないと心配してくれる。さっきみたいに危なくなったら助けてくれる、とっても優しい太宰さんですよ。だから、失望なんてしません。』

私は、彼の目を見て微笑んで言った





太「っ!!、全く、君は、、…」



そこには、張り詰めていた表情が一気にほどけ、あどけない表情で笑う、太宰さんがいた






『…よし!さっさと行きましょ!動いたらお腹減りました!うずまきでご飯食べましょうよ!』





太「ふふふっ、、、そうだね。って言うか、美咲ちゃん、力持ちだねぇ」




ただいま、敦くんとナオミちゃんを担いでいます

『ん?あー、まぁ、力仕事は得意なんで!』







そう言って私達は武装探偵社へ戻った

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作者名:チョココロネ x他1人 | 作成日時:2018年10月22日 19時

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