侍少女は文豪の世界へ2 (ページ27)

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『私には、両親はいなかったけど、父と呼べる師匠がそばにいてくれました。その人が、剣を、人生すべてを教えて貰えました。その武士道が仲間を守るというもの。そして、彼は最後に皆を、仲間を守れと言いました。……確かに、私の目は濁っているかもしれない。私の剣は薄汚れているかもしれない。それでも、、薄汚れた剣でも、護れるものはまだあります。なら、私は、それを守り抜く。私の体が動くなら、私の手が届くなら、私は、それを守り続ける。自分の魂を守り抜く。だから、、、だから、、、私は、彼らを裏切ることは出来ません。それに、それが私を育ててくれた師匠との、私が、今まで、会ってきた仲間との約束です』

周りが静かになった

空気的に私が言っている師は亡くなっていることがわかったのだろう。

『…つー事で勧誘はお断りします！私は、、私の居場所は武装探偵社です。』

そう言って微笑んだ。

森「……そうか、それなら仕方ない。今回は諦めよう。まぁ、また誘うよ。」

『え、また誘うんですかい。』

尾「仕方ないのう、、今回は可愛さに免じて見逃してやろう」

『あざっす！！姐さん神！！(可愛い？)』

中「はぁ、、仕方ねーな。」

『ごめんよ。中也さん。』

中「別にいいよ。ったく、お前が初めてだぜ。幹部や首領を目の前にして怯えずに勧誘を断るとかお前の心臓はどーなってんだよ。」

『え？普通ですよ。普通の女子っすよ』

中「いや、普通の女子は敵である俺の部下を守らねーし、車ん中で呑気に寝るわけねーわ」

『まだそれ言ってんすか？』

森「！ふふっ、、そんなことをしたのかい？美咲ちゃん」

尾「それはまたおかしいのう」

『えぇ、、、、普通ってなんだ？？』

何故かふわふわした会話になってきた時、、、、

A「私は、反対ですね」

Aさんがそう言った

中「…あ？」

森「どういうことだね。Aくん。」

尾「………」

『……(汗)』

ちょいまちちょいまち、怖い怖い。空気変わりすぎ。
え、森さん？姐さん？中也さん？怖いぞ？
目が笑っていないから、ね？