標的 3 「なんで、こうなるかなぁ……。」※2015.07.04 修正させて頂きました ページ5
……時間も場所も変わり、今は昼休みの屋上。
僕を呼び出した本人達は、まだ来ていない。
ま、実際僕を呼び出したのは沢田1人だけどね。
僕の勘が、要注意人物の中心が関わってるっていうんだ。
僕にとっての中心は沢田とあの不思議な赤ん坊のことだからね。
こういうときのコレ、かなり合ってるからタチが悪いよ。
…にしても、遅い。いつまで僕を待たせるんだ…もう帰ろうかな。
面倒くさくなってため息を吐くと共にそう思った、その時。
不意に扉が開く音がした。
やっと来た…。
そんな事を考え、のんびりしながら振り向こうとすると＿＿＿＿＿＿。
「ねぇ……なんで君ここにいるの。」
…は？
え、いや、逆になんで貴方がここにいるのかが分かりません。
「……無視とは、いい度胸だね。」
＿＿＿＿＿＿いや、無視する気は全くなかったけど！？
あぁ…なんかもう殺気だってるし…。
っていうか、沢田は来ないのかよ。
まぁ、とりあえず。
「待ってください。
ぼk…コホン、私は、沢田綱吉っていうクラスメイトが此処に来て、と言ってきたから此処にいるんです」
説明しとかなくちゃ、ね。
沢田達のせいで、僕は怪我とか負いたくないし。
…、説明したし、この人の目が咬み殺す時見たいに鋭くなったのは気のせい…だよね。
「ふうん、君が…」
………君が、何ですか。そこで切らないで欲しかった…。
「＿＿＿＿＿＿咬み殺す。」
さすがにあまりにも意味不明すぎて顔が引きつりそうになった時、急にその言葉が聞こえたかと思うと風を切るような音が聞こえた。
…せめてそうなった過程と、君がの後に続く言葉をいってからにして欲しいんだけどな、本当に…。
この……っ、暴君！
こうして僕は呼び出しておいてなかなか来ない沢田に内心で恨み言を言い続けながら、何故か、昼休みの残り15分の10分を、この学ラン男子からの…あー、あれ…トンファーを避けることで消費した。
…この時ばかりは、自分の反射神経を呪ったよ。
なんで、こうなるかなぁ……。
標的 ４ 「…頭、大丈夫か。」→←標的 2 「…思った通りだ」※2015.07.04 修正させて頂きました
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卯月玲(プロフ) - 桃花さん» ご指摘ありがとうございますm(__)m 序章のところであってますかね？訂正させて頂きました！ (2015年5月30日 20時) (
レス) id: 4d479d3483 (このIDを非表示/違反報告)
桃花 - 卯月玲さん初めまして並森じゃなく並盛中です。 (2015年5月29日 18時) (レス) id: 79ce4fa6c1 (このIDを非表示/違反報告)
卯月玲(プロフ) - シンク王子さん» ありがとうございます！ 週に一回のペースなので、これからはもっと増やしていきたいです(笑) 今日も今日とて亀更新ですが頑張ります！ (2015年3月7日 14時) (レス) id: f3435855f3 (このIDを非表示/違反報告)
卯月玲(プロフ) - 雀さん» ありがとうございます！ そう言って頂けると嬉しいです…！ 今日も今日とて亀更新ですが頑張ります(笑) (2015年3月7日 14時) (レス) id: f3435855f3 (このIDを非表示/違反報告)
卯月玲(プロフ) - 爽猫さん» ありがとうございます！ 今日も今日とて亀更新ですが頑張ります！(笑) (2015年3月7日 14時) (レス) id: f3435855f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂月遊 x他1人 | 作成日時：2014年6月18日 22時
