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・・・其れから私たちは暫く他の最終選抜に来た人達を護り続けた。

そして六日目。

何か凄い異形型?の鬼が現れた。

「A、真菰、下がっていろ!

此奴は俺が倒す!」

そう言って錆兎がそいつを倒そうとしていた。

嫌な、予感がした。

其の瞬間錆兎の刀が折れた。

「刀が!」

ヤバイ!!

「空の呼吸弐の型、斬風!」

この型は鬼の頸を切り刻むようにして落とす型。

このくらいの鬼ならば斬るのは容易い。

「A!」

「ゴメンね!

下がっていろって言われたけど大事な仲間が喰われそうになってたら其の侭下がっている事なんて出来ない!」

「グワァァァァァァァァッ!!!!!!!」

鬼の頸が、堕ちた。

・・・可哀想に。

私はゆっくりと歩みを進めながら其の鬼へと近付いて行く。

そして頸を拾い、抱きしめた後優しく、其の手を握った。

【ポロポロ】

「ゆっくり休んでね。」

鬼は、安らかな顔で消え去って行った。

・・・やっぱり、鬼は虚しく哀しい生き物だ。

一刻も早く、この哀しみの連鎖を打ち切りたい。

「錆兎、真菰行こう。」

「「あぁ/うん。」」

【ザザ】

「鬼か!?」

「違う!!

俺は鬼じゃない!」

「義勇は何処から出て来てんだ!?」

「錆兎・・・」

「ふふ」

「私はA。

宜しくね義勇。」

「宜しく。」

「よーし、仲間も増えた事だしもう一踏ん張りだ!

頑張ろう!」

そうして私達は出来る限りの人を護った。

錆兎には治療に回ってもらった。

刀が折れた侭戦うなんて死にに行くような物だからな。

【俺だって男なんだから戦うぞ!】

とかって言ってたけど、さ。

男なら今此処で無理して誰も護れないで死ぬよりもこの後生き残って沢山の人を助けろってキレ気味に言ったら大人しくなった。←

そして7日めの早朝・・・

私達は初日いた場所に戻って来た。

そこにいた人数は十人もいなかった。

「お帰りなさいませ。

ご無事で何よりです。」

「何で・・・」

「今回は多くの方が生き残りましたが貴方達以外は辞退されたのです。」

そっか。

死んでないなら、良いや。

ーーー

此処では真菰と錆兎は同期という事にしておいてください!すみません!

霙→←雨



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設定タグ:鬼滅の刃 , 逆ハーにしたい , 夢主チート   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:舞雪 | 作成日時:2019年11月2日 15時

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