彼らの答え ページ20
俺は落ち着いた表情で、ゆっくりと話し始める…
まるで、彼らに別れを告げるような…
話し方をしていた…
アルト俺は…ここに残る…
だってさ、お、俺はお前らを守れるぐらい強くない…
俺は…無力なんだ…だから…
お前らを守れるぐらい…
強くなってからじゃないと…
ここを出る気はねえ…
だからお前らだけ外に行ってこればいいじゃないか…
外に出たいんだろ?
俺は、彼らの答えを待っていた…
俺はその時、笑顔だった…
ただ時折、寂しい気持ちになった…
真オイラもここに残る…
だってさアルトはオイラのお兄ちゃんだから
考えてもいない答えが返ってきた…
俺はびっくりした…
アルト真…
俺は言葉が返せなかった…
雫私もここに残るだって、
アルトは私にとって大切な人だから
俺はこんなにも無力なのか…
アルト雫…何で俺なんかのために…
俺は言葉を失っていた…
来弥俺もここに残るぜ理由は雫と変わらないぜ
どんどんと、返す言葉がなくなっていく…
アルト来弥…お前まで…
俺は、なんでこんなに無力なんだ…
秋友俺もここに残る。だって、
アルトは俺のお兄ちゃんだからな!
その言葉を聞いて、返す言葉を失った…
エリル私もここに残ります。
兄様に勝手に壊れてもらうのは私だって許しませんからね
俺は、どうすればいいかわからなかった…
アルト秋友…エリル…
俺はうつむき、
そして、彼らのほうを見て…
俺の中にある「答え」を言った…
アルトお前ら…
ありがとな…
俺なんかのために…
俺情けないけどさ…
これからもよろしくな…
俺は泣きそうなっていた…
それを隠すように…
彼らにやさしい笑顔を見せた…
だけど、俺の中から、何かが溢れ出てきて…
俺は涙を零していた…
次回
俺の願い
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霊夜真(プロフ) - もう…1000hit...本当にありがとうございます！！ (2021年12月17日 20時) (
レス) id: 654d3a996f (このIDを非表示/違反報告)
霊夜真(プロフ) - 評価してくれるのはうれしいですが、低評価などはやめて頂けると嬉しいです (2021年11月12日 14時) (レス) id: 654d3a996f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霊夜真 | 作成日時：2021年10月28日 12時
