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JN「じゃあこのスケジュールでいこうか」
「はい。了解です」
来月のスケジュール確認をして終えたミーティング
時計を見てみると退勤の時間はとっくに過ぎていた。
JN「最近忙しくて定時に帰れないね、ごめんね」
「いえ、定時が早いので仕方ないです」
JN「もういっそのことフレックス制にしちゃう？」
雑談をしながらソクジンさんと一緒に廊下を歩いていると、
まだ電気のついてる部屋を見つけた。
…あ、そういえばテヒョンが待ってくれてるんだ
ソクジンさんに挨拶をして部屋に向かうと、ドアの小窓からテヒョンが見えた。大きい鏡の前でなにやらボーッとしている。
「テヒョン、すみません遅くなりました」
TH「A！お疲れさま、遅かったね」
「少し長くなりました…あ、そういえば」
そうだ、来月のスケジュールに新しいコンテンツが入る。
一か八か、これを提案して私の命がどうなるのか
凄くヒヤヒヤしているけど、まあ提案だし
拒否されたらすぐ引っ込めればいいし…うん。
「私たち結婚してみましたっていう番組知っていますか？」
TH「いやだ。絶対に出演しないからね」
「判断が早い」
やっぱりそうか、と企画書を出す前に封筒へ戻す。
ソクジンさんになんて言おうかな、なんて考えながら
テヒョンに背を向けて部屋の電気を消そうとした時、
TH「…え？Aは僕が出るって言ったら出させるつもりだったの？僕がもし、いいよ、出るよって言ったら、どこの誰かも知らない女と擬似結婚する僕をマネージメントするつもりだったの？」
「えっ、と」
TH「ねえA、ほんとに言ってる？ほんとに？まじで？」
「わっ、」
ドンッと音が聞こえそうな勢いで、
後ろから私を抱きしめた、いやこれは羽交締め…？
とにかくギュッと私を抱きしめたテヒョンさん。
TH「その番組さ、一緒に住むわけじゃん」
「は、い」
TH「一緒に住んでたらもう擬似結婚ってわけじゃん」
「…うん？」
TH「なら僕達もう擬似結婚してるんじゃないの？僕とA、一緒のおうち帰るんだよ？僕たち結婚してることになるんじゃないの？そういうことでしょ？」
「ん？ん？なにか違う方向だと思いますが」
TH「はあ。Aのそういうとこ、やだ」
「え？！」
思わぬ拒否発言に、思いの外大きな声を出してしまった。
テヒョンにいやだ、なんて言われたの初めてじゃない…？
TH「はあ。もういいもーん、A、帰ろ〜」
「え、え、？」
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にりっとん(プロフ) - hirotdmさん» うわあ！ありがとうございます！！そう言って頂けると凄く嬉しいです^ ^！！ (2020年10月14日 22時) (
レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - 更新待ってました！ちよっとブラック気味なテヒョンが待ち遠しかったです。 (2020年10月14日 21時) (レス) id: ea4210145d (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - ヨシ子さん» ありがとうございます…！好きと言ってもらえるとは…とても嬉しいです（ ; ; ）更新頑張りますね！ (2020年8月16日 19時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシ子(プロフ) - わあ…すっごく好きなお話に出会えました…！これからも応援しております〜！(^^) (2020年8月16日 16時) (レス) id: b34db0bca5 (このIDを非表示/違反報告)
にりっとん(プロフ) - Ruluさん» ありがとうございます（ ; ; ）Rulu様のコメントが励みとなっております。頑張らせて頂きます！！！！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 938d7e1e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にりっとん | 作成日時：2020年8月10日 18時
