ある休日のこと。 ページ2
『…ちょっと。
せっかく私休みなのになんで喧嘩してんの』
大学での勉強に加え、バイトとサークルに精を出す私には、家にいる時間があまりない。
今日は久々の休みだから
家でゆっくりできると思ったのに…
お「俺だろ!ここは長男立てろよ!」
カ「ここはbrother達でも譲れない」
チ「いや、お前らに任せられるか!」
一「…邪魔。僕だから」
十「やきう!やきうするの!」
ト「だめー!僕とお出かけするんだから!」
目の前でワーワーやらないでほしい。
切実に。
『…うるっさいなーーー!!!
お姉様が休みたいって言ってんだろーが!』
「「「「「「はい、すみませんでした」」」」」」
聞き分けはいいんだよね、昔から。
『わかればよろしい。
で?なんで喧嘩してたわけ?』
「「「「「「姉さんの隣争奪戦」」」」」」
『…原因私なパターン。
てか、小学生かお前ら。』
お「だってA、いつもいないじゃーん!!
昨日はバイトで?その前はサークル?
俺ら寂しいんだよー!
家にいる時くらい独り占めしたい!」
『独り占めとか。
姉に言う言葉じゃないから。
やめてほんと。
仕方ないじゃん?
こんな充実した毎日ないよ?
大学入ってよかったーまじで』
ほんとにそう思う。
弟たちみたいなニートはごめんだ。
カ「自由奔放なmy honey…
そんなところも好きだぜ!」
『イタタタタ…
あー折れた』
こいつこんなに痛かったっけ?
カ「…すすすまんhoney!
大丈夫か!さあ俺の隣に!」
手を差し出すカラ松。
一「さりげなく勝負終わらせようとすんなクソ松。」
そこで、華麗なアッパーを決める一松。
いやー、痛そうだ
あ、でも筋肉バカには効かないのかも。
そんなことを考えながら、
溜まっていたマンガを読むAであった。
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りっぴょん(プロフ) - こういうの、本当に大好きです!!!!更新頑張ってください!!!! (2019年4月23日 19時) (レス) id: c29b2a608c (このIDを非表示/違反報告)
アイル - やっぱこの小説最高です!更新頑張ってください! (2016年6月7日 17時) (レス) id: 737d3de5fe (このIDを非表示/違反報告)
geemam(プロフ) - アイルさん» ありがとうございますーー(;_;)とても嬉しいです!!頑張ります! (2016年4月16日 22時) (レス) id: 097dd11284 (このIDを非表示/違反報告)
アイル - この小説とても面白いです。更新頑張ってください。 (2016年4月16日 14時) (レス) id: 0a86a43b83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:geemam | 作成日時:2016年4月13日 21時