半間修二とミルクティーギャル (ページ2)

今日:13 hit、昨日:21 hit、合計:80,915 hit

2 ページ2

「ねっむ、、、」

友達「A、遅刻しないの珍しいじゃん」

「んー寝付けなくてオールした」

私が進学した高校は、名前をかけば誰でも入れるよーな
私立高校で、校則もそんなに厳しくない。

とはいいつつ、ミルクティベージュのハイトーンの髪に
ミニスカでルーズソックスの私は、割りと浮いている。

遅刻はするけど、なんだかんだちゃんと登校してるし、
先生方も私の境遇を知ってるので甘やかしてくれる。

「てか、この机もらっちゃお」

私は隣の机を自分の机とくっつけて、隣の机の椅子に荷物を置く。

友達「うわ、やめときなよ、来たらどーすんの！」

「来たら返せばいいでしょ」

ヘラヘラだと笑っていう私を見て
怖い物知らず、、とドン引きしてる友達

入学してから一度も使われてない隣の机は

ハンマシュウジ

というやつの席らしい。
なんでも超有名な不良らしく、
入学後のクラスメイトたちはざわついていた。

「んー広くて快適」

その日から隣の席は私のものになった。