13 モコモコ ページ13
目が覚めると私は見知らぬ部屋にいた
薬草の匂いが鼻孔をくすぐる
確か…セブルスの屋敷にいるんだっけ？
《ん？A、目が覚めたか？》
横から低い声がしてそこを見ると白いモコモコが私の頬をペチペチと叩いている
『うわぁぁぁ!!何だお前!!』
つい声を上げてしまい、急に動いたお陰でベッドから落ちてしまった
「どうした!?何かあったのか!?」
私の叫び声を聞いたのか別室からセブルスが物凄い勢いで入ってきた
いや、それより…
『セブルスッッ、何だこのモコモコは!?』
立てずにいる私の側に駆け寄り支えながら立たせてくれるセブルスの顔は笑いをこらえてるように見える
『君、いつからこんなブサ可愛い動物といたんだ？』
ヽ(ヽ `д´)ヽ`д´)ヽ`д´)
『ぐへぇッッ』
私の発言に腹を立てたのかモコモコは腹に頭突きを構してくる
………痛い
「あッ!!おい!!ゼノッ、何やってるんだ!!」
《五月蝿い!!
これは仮の姿だというのに…モコモコというこの女が悪いのだッ!!》
見た目が可愛いだけで、中身は最悪だなこのモコモコは…
しかも、ゼノだと？
『まさかお前、ゼノなのか？』
「あぁ、これは仮の姿だがな」
『ふーん…でも何でこの姿？しかも何でここに居るの？』
《考えれば分かることだろう…我輩はセブルスの使い魔となった、いつでも動けるようこの姿なのだ…
本来の姿はお前もわかると思うが…『わかったから、もう黙れ』…セブルス、この女噛みちぎっても良いか？》
ただでさえ頭が重いのに…こいつのせいで悪化したかも
それに…
『誇り高きお前達は他の種族以外の下にはつかないんじゃなかったのか？ましてや人間であるセブルスの下につくなど…』
《ふん、勘違いするなよ小娘が…
我輩は奴らとは縁を切った…つまり掟を守る必要はない…セブルスの下についたのは頭が切れ効率が良いと思ったからだ》
肝心の理由は教えてくれないのか
まぁ、後から聞けば良い…
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年4月11日 21時) (
レス) @page46 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2022年12月11日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年8月29日 22時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みたらし団子 | 作成日時：2022年2月4日 22時
