認知済 -まふまふ- (ページ10)

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MELL - ヤナセページ10

ひきフェスが終わったとは言え、私のプロデュース面での仕事はまだ終わらない。
グッズの通販の手配もあれば、次に控える富士急ハイランドでよ野外ライブもプロデュースさせて貰えることになったからだ。

それでも、MELLには行かなきゃならない。
腐っても店長だからね。

ゆ「いやホントにAのこと尊敬するわ……
アンタ一言もプロデュースするなんか言わんかったけ」

「いや言えんもんそんなんwww
ていうか博多弁分からんからなるべく控えてくれな」

ゆ「そこまで出とらんわ！www
も〜何もかも最強やった、まさかの気球で、まさかのムービングステージで焦ったし」

カウンターを挟んだ目の前にいるのは、ずっと仲のいいまふリスナーで、アタシらのことをブログに書いてたブロガー、ゆっこ。

気付いたらお互い遠慮なんて知らない程に仲良くなって、去年のライブではアタシの家に泊まりに来てたほど。

最初はお前の家なんか行ったらイコールでまふくんの家まで知ることになる！！って拒否されてたものの、まふがいいよ？とあっさりと答えてしまい、結局お泊まりになったのだ。

ゆ「Aさぁ、色々やってるけど体調とか大丈夫？」

「ん〜分からん。
したくてしてるもんばっかやし、アタシの性格上無理やったら最初から無理言うてるし」

ゆ「や。アンタの性格上無理でも引き受けてるでしょwww」

「ほんっっまwwwwゆっこ遠慮なくなったよな？！
最初はアタシのこと可愛い可愛い言うてたやん！！」

ゆ「今でも可愛いと思ってるけど、完璧に近いくらい性格把握したら可愛いって持ち上げられない。
調子乗るの目に見えてる無理」

……ほら、やっぱり遠慮ない