俺氏を名前呼びしたマグロ ページ30
綱吉side
教室に入ると、周りがざわついてるせいか凛龍さんがイライラしてるようにみえた。
「凛龍さん、大丈夫？」
なんだか心做しか顔色も悪い。保健室に連れていった方が良いかな？
「あり、がと」
「へ？」
なんでありがとう？何もしてないのに・・・
「心配・・・してくれてるんだろ？」
「まぁ・・・ね。屋上行く？」
「いや、1人で行くよ。・・・サンキュな」
即答で答える程嫌だったみたい。
その後オレは、獄寺君と山本と途中乱入してきたリボーンと話した。
「お、そろそろ時間なのな」
「もう時間か・・・10代目、また伺います！」
「授業中寝るなよ、ダメツナ」
「寝ないって！・・・あ、凛龍さん呼ばないと」
オレは屋上へダッシュで向かった。
──────────
つ、疲れた・・・
──〜♪──
歌？一体誰が・・・あ、凛龍さん？
『〜♪』
綺麗・・・
凛龍さんって、こんな綺麗な歌を歌うんだ・・・
──カタンッ
『誰だ！』
「あっ、ゴメン・・・」
とっ、とりあえず謝らないと！
『・・・・・・沢田？』
「ホントにゴメン。そろそろ授業が始まるから呼ぼうと思って、そしたら凛龍さんが歌ってて・・・
盗み聞きするつもりは無かったんだ」
『や、別にいい。気にしてないから』
「ホント？」
『・・・ん、ホントだから』
良かった・・・このままギクシャクしたままは嫌だからね。
・・・凛龍さんの歌、もっと聞いてみたいな。
「──ねぇ、もっと聴かせて？」
『え？別にいいけど・・・俺そんな上手くねーよ？』
「そんな事ない！ねぇ、歌って！」
凛龍さんは仕方ないな、って顔をしながらも歌ってくれた。
聴いたことがない曲だった。
だけど・・・心が暖まるような歌だった。
「・・・ぃょ」
『え？』
「凄いよ！思わず聴き惚れちゃったよ！」
凛龍さんは、少し頬を赤く染めてはにかんだ。
『あー・・・grazie』
「ぐら？」
『grazie、ありがとうってことだ』
「そっか、グラッツェ！尊君！」
『！』
「あ、ゴメン。名前で呼ばれるのやだった？」
『いや、じゃない』
「じゃあこれからも、尊君って呼んでいい？」
『ん、いいよ』
オレが笑うと、尊君は微笑んだ。
「っ・・・」
尊君が笑うと、オレの心臓がドクンッと跳ねた。
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風有希 - 更新頑張ってください！とっても楽しみにしています！！(・ω・)ノ (2018年3月20日 17時) (
レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - πナッポーさん» そうだったんですか？知りませんでした。ご指摘ありがとうございます！ (2017年11月28日 8時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
πナッポー(プロフ) - キャンバスは、キャラソンじゃなくて、ツナとリボーンがカヴァーした曲ですよ (2017年11月28日 7時) (レス) id: a4e6a4d89a (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - 霧桜 カナメさん» チャオっす！ありがとう！これからもよろしく頼むぞ！チャオチャオ〜☆ (2017年11月24日 9時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
霧桜 カナメ - ちゃお！おもしろいね♪お気に入り登録したよ♪じゃ、チャオチャオ！ (2017年11月23日 23時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CAN | 作成日時：2017年11月9日 22時
