【転生】とやらを【してしまった】俺氏です。

虹晴と大空の会話 ページ24

リボーンside


今日オレは、ツナ達のクラスに転校してきた奴を見に来ていた。


「ツナ」

「リボーン？！」


教室をぐるりと見回すが、転校生らしき人物は見当たらない。


「例の転校生はどこだ？」

「凛龍尊さん？」

「そうだ」

「凛龍さんならさっき出てったよ？」

「どこにだ？」

「分かんない」


オレはツナを軽く蹴った。


「っ痛ぇ！何すんだよリボーン！」

「場所くらい聞いとけ」

「だって凛龍さん近づくなオーラみたいなの半端ないんだもん！」

「それでも聞いとけ。オレはソイツに興味があるからな」


で、特徴はなんだ？とツナに聞くと、


「黒髪ショートで左眼に眼帯。あとは・・・」


そこまで言うと、ツナは懐かしむ様に空を見上げた。


「水色の目。オレの心友と、同じ色をした目」

「心友？」

「うん！とっても可愛いくて綺麗なんだ！Aはオレの唯一無二だからね！」

「Aっていうのか。会ってみたいぞ」

「やだよ！リボーンに会わせたら、ボンゴレファミリーに入らないかー？とか言うだろ！？」

「あたりめぇだぞ」


ツナが唯一無二と言うくらいなんだ。何かあるに決まってるぞ。


「それより凛龍を探してくるぞ」

「凛龍さんに迷惑かけんなよ！」

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