検索窓
今日:39 hit、昨日:45 hit、合計:142,691 hit

ページ22

2/13 お菓子断ち3日目



光 「…誰か話しかけろよ…コワイよ…」



今日は部内ミーティングDAYだが
明らかにイライラした様子のハニー先輩が落ち着きもなく部室を行ったり来たりしていた







馨 「素でダークモードが拝めると思わなかったネ」

A 「れんげちゃん呼んでくる? 喜ぶかな…」




イライラの止まらないハニー先輩は流れでいつもならお菓子を入れてある棚へと向かう


…それ、自分も同じことしたんだよね




馨 「あっお菓子の棚に!!」

鏡夜 「安心しろ、中は空だ」



棚の中には環先輩のクマちゃんが入っていた

あれ、それ自分の時はなかったな
いつの間に誰が仕込んだんだろうか



環 「あぁッ 俺のくまちゃんが!!!」



思いっきり床に叩きつけられるくまちゃん
なるほど、仕掛けたのは環先輩か




A 「なんであんなの…」


環 「くまちゃんで少しでも癒されればと…」





くまちゃんを床に叩きつけ
ぱったりと倒れてしまったハニー先輩



馨 「あっ息絶えた!!」


鏡夜 「3日でギブか…意外ともったな」


A 「鏡夜先輩鬼ですか…」





環 「ハ、ハニー先輩…?」


恐る恐るハニー先輩に近づき声をかける環先輩
に、かぶりつくハニー先輩








モリ 「…光邦、人や物にあたるな 見苦しい」


おっと、意外と厳しいね





ハニ 「崇の…ばかあっ


かなりの身長差があるはずなのに
思いっきり背負い投げをかます



いくら不意打ちとはいえ
あのモリ先輩が投げられるとは…

おそるべしハニー先輩である。







ハニ 「ちょっとくらいいーじゃん!!
けちんぼ!! 石頭!! ハゲ!!



崇なんか…っ、崇なんか大っキライ






そう捨て台詞をはいて走っていってしまった



投げられた本人であるモリ先輩といえば
フラフラと立ち上がったかと思うと
椅子やら何やらそこら中にぶつかり倒し始めた




A 「モリ先輩大ダメージじゃん」


光 「けど仕方ないっつーか、自爆っつーか」


馨 「んなヘコむんなら最初からあんな
嫌われるよーな行動ばっかとらなきゃいーのに」





ハルヒ 「…わざと?




モリ先輩てもしかして…
わざとハニー先輩に嫌われようとしてたんじゃないですか?」



双子 『んなワケないじゃん』


光 「ハニー先輩に嫌われるなんてさ」

馨 「モリ先輩にとっちゃこの世の終わりみたいなもんなのに」





ハルヒ 「うーん、例えば…
モリ先輩はハニー先輩の虫歯を自分のせいとか思ってて…」

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (85 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
306人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

とまとまと(プロフ) - ユイカさん» ありがとうございます^^ 養子に入った後で考えています (2021年2月23日 23時) (レス) id: 8d8769c603 (このIDを非表示/違反報告)
ユイカ(プロフ) - この作品面白くて大好きです!更新楽しみに待ってます!ところで、1つ質問なのですが前作で、常陸院兄弟と幼馴染と書いてありましたが、それは養子に入る前からですか? (2021年2月2日 6時) (レス) id: b470749ec2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きりまんじゃろ | 作成日時:2020年9月29日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。