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2/13 お菓子断ち3日目
光 「…誰か話しかけろよ…コワイよ…」
今日は部内ミーティングDAYだが
明らかにイライラした様子のハニー先輩が落ち着きもなく部室を行ったり来たりしていた
馨 「素でダークモードが拝めると思わなかったネ」
A 「れんげちゃん呼んでくる? 喜ぶかな…」
イライラの止まらないハニー先輩は流れでいつもならお菓子を入れてある棚へと向かう
…それ、自分も同じことしたんだよね
馨 「あっお菓子の棚に!!」
鏡夜 「安心しろ、中は空だ」
棚の中には環先輩のクマちゃんが入っていた
あれ、それ自分の時はなかったな
いつの間に誰が仕込んだんだろうか
環 「あぁッ 俺のくまちゃんが!!!」
思いっきり床に叩きつけられるくまちゃん
なるほど、仕掛けたのは環先輩か
A 「なんであんなの…」
環 「くまちゃんで少しでも癒されればと…」
くまちゃんを床に叩きつけ
ぱったりと倒れてしまったハニー先輩
馨 「あっ息絶えた!!」
鏡夜 「3日でギブか…意外ともったな」
A 「鏡夜先輩鬼ですか…」
環 「ハ、ハニー先輩…?」
恐る恐るハニー先輩に近づき声をかける環先輩
に、かぶりつくハニー先輩
モリ 「…光邦、人や物にあたるな 見苦しい」
おっと、意外と厳しいね
ハニ 「崇の…ばかあっ」
かなりの身長差があるはずなのに
思いっきり背負い投げをかます
いくら不意打ちとはいえ
あのモリ先輩が投げられるとは…
おそるべしハニー先輩である。
ハニ 「ちょっとくらいいーじゃん!!
けちんぼ!! 石頭!! ハゲ!!
崇なんか…っ、崇なんか大っキライ」
そう捨て台詞をはいて走っていってしまった
投げられた本人であるモリ先輩といえば
フラフラと立ち上がったかと思うと
椅子やら何やらそこら中にぶつかり倒し始めた
A 「モリ先輩大ダメージじゃん」
光 「けど仕方ないっつーか、自爆っつーか」
馨 「んなヘコむんなら最初からあんな
嫌われるよーな行動ばっかとらなきゃいーのに」
ハルヒ 「…わざと?
モリ先輩てもしかして…
わざとハニー先輩に嫌われようとしてたんじゃないですか?」
双子 『んなワケないじゃん』
光 「ハニー先輩に嫌われるなんてさ」
馨 「モリ先輩にとっちゃこの世の終わりみたいなもんなのに」
ハルヒ 「うーん、例えば…
モリ先輩はハニー先輩の虫歯を自分のせいとか思ってて…」
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とまとまと(プロフ) - ユイカさん» ありがとうございます^^ 養子に入った後で考えています (2021年2月23日 23時) (レス) id: 8d8769c603 (このIDを非表示/違反報告)
ユイカ(プロフ) - この作品面白くて大好きです!更新楽しみに待ってます!ところで、1つ質問なのですが前作で、常陸院兄弟と幼馴染と書いてありましたが、それは養子に入る前からですか? (2021年2月2日 6時) (レス) id: b470749ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きりまんじゃろ | 作成日時:2020年9月29日 9時