RAMPAGE princess

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陸「まぁーね、」

「次のフェスには出れないからなー。
あー出たかった。」

壱馬「おとなしくしとけよ？」

「わかってるよ。
そう、昨日の夜ママとパパから電話が来てね
大変だったんだからね。
傷残るかもって言ったら最先端の傷を治す？
病院に転院させるとか言い出して。」

陸「まぁ、そーなるはな。」

「ほんとに親バカ。」

北人「傷残るの？」

「多分ね。」

壱馬「でも、ダンスは踊れるんだし！」

「そーだよ！
あー今日もすっぴんで過ごしてしまった。」

陸「変わんないからね。」

「それより明日！誰か迎え来てくれるの？」

壱馬「みんなでくる？」

「バカ。目立つわ。」

北人「多分、慎？か陸さん。」

「みんなは？」

陸「みんなは撮影。」

「2人は？」

陸「この前時間的に2人で終わっちゃったの。」

「なるほどね。イタタ。」

北人「大丈夫？」

「ちょっと、スレちゃった。わら」

壱馬「そんなんで明日退院して大丈夫なの？」

「もう、病院はやだ。
みんなに会えないし。暇だし。」

陸「（人1）らしい。わら」

「もう！」

北人「もうこんな時間。そろそろ帰るか。」

「あ、ほんとだ。
来てくれてありがと！
陸君は明日待ってるからね！」

陸「はーい。」

と言って3人が帰った後もう一回先生が来た。

医者「佐藤さん！明日退院しましょう！
迎えにこれる人いますか？」

「あ、今、言いました！」

医者「おっけい！
明日、10時に新しい包帯巻きに来て少し固めます。ギプスみたいな感じで。」

「いつとれますか？」

医者「1週間後に来てもらってそれで判断します。」

「わかりました。」

陸君と慎にはラインしたからおっけい。
その日はすぐ寝たよね。
朝、

医者「おはようございますー。
変えますねー。」

ベットの上で包帯を変える作業が始まった。

医者「はーい。おわりー。
何時頃迎えくる？」

「もうくると思います。」

医者「変える時ナースコールで呼んでねー。」

「はーい。」

20分後。

陸「ごめん！遅くなった！」

「へーきー。」

慎「荷物は？」

「これだけ！あ、先生呼ばなきゃ。」

ナースコールを押すと先生が

医者「じゃあ話しとくね。
1週間後、時間は何時でもいいから来て。
それまでは安静にすること。
ほんとは松葉杖で生活してもらいたいけど
ダサいから使いたくないでしょ？」

「はい。」

医者「じゃあ、誰かの腕でもいいから
捕まってできるだけ負担をかけないこと。
わかった？」

「はい〜。」

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