13話 ページ15
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「 …そろそろ本気を出すとしようかナ 」
「 ん? 」
「 何でもないヨ、こっちの話、 」
目の前でスマホをいじるAを見ていてふと思ったことが口に出てしまった
「 ていうカ、勉強しろヨ 」
「 夏目くんに受験生の気持ちわかる?何もかも投げ出したいくらいだよ。ああー、地球滅ばないかなー! 」
これはかなり取り乱しているようだ
何故Aが今は僕の部屋にいるかと言うと
所謂受験勉強がしたいらしい
年下の僕に言われても困るけど1人じゃ集中出来なさそうだから見てやることにした
が
「 …… 」
Aは先程までスマホを持っていた手にシャーペンを持ってノートにつらつらと方式を書き出す
1人で出来てるし…
いやべつにそれならいいんだけど僕の意味…
「 夏目くん、 」
「 ん、何? 」
「 大丈夫?息してる? 」
「 いや急に何… 」
「 なんか固まってるから 」
ペンをくるくる回すAにため息を吐く
「 1人で勉強できてるシ、ボクがいる意味あるかなっテ 」
「 うーん、目の保養? 」
「 なんで疑問系 」
「 うそうそ、いるだけでなんかエネルギーになる。…気がする 」
「 あっソ、ねぇA 」
ん?、と首を傾げるAに微笑みかける
「 受験、頑張ってネ 」
「 うん、夏目くんも頑張りなよ!」
あぁ、その笑顔にまた惚れてしまいそうだ
評価がお気に入りの過半数を切っている、
これははよ更新しろと言うことですね
頑張ります┏( .-. ┏ ) ┓
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*SSU* - 続き楽しみっ!(^々^)ゝ !/ \ (2020年4月20日 23時) (レス) id: b6be28c7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あさぎ | 作成日時:2017年11月16日 19時