三毛猫 ページ26
日も傾いて、夕日が眩しい
時間がゆっくり流れる中、堤防を歩いていく、河川敷にはジョギングをする人や小学生達が野球をしている、、と、めちゃくちゃいい場所なのだがAにとってはそんな堤防も軽い地獄と化していた
「おい、、クソグラサン」
「あ?なんだよ」
「ハァ、何レディーに荷物、持たせ、ッとんだボケ」
「お前がじゃんけん弱いからだろ」
現在買い出しが終わり帰ってる途中なのだが察しの通り、五条にじゃんけんで負け、荷物を持たされているのである
「てか、なんで買い物追加するかねーガス缶でしょ、しまいにはガスコンロまで、、」
ボソボソと言うAに不思議に思う五条
「そういえば、前の任務で傑を軽々担いでたじゃん、そんくらい余裕じゃねーの」
荷物と言ってもAの両手にパンパンのビニール袋が握られているが到底夏油の体重に達するほどではない
「まっ、その呪力量じゃ無理ねーな」
「きずいてんなら聞くなよ、、」
Aの馬鹿力の正体は呪力による身体強化である
故に呪力を纏っていない今は一般女子高生と筋力変わらない(身体能力は健在)
「その、何?写輪眼だっけ便利だよね〜」
と言うと「世界線が違うわ」とチョップされた、普通に痛い
そんなことをしてると視界の端に毛玉の物体が映る
「あっ、猫」
現れたのは三毛猫でAたちの目の前で立ち止まった
「ん?お前どっから来た?」
五条が三毛猫に近ずいてしゃがみこみながら話しかけたのだが
シャァァーー
と威嚇し、数メートル先まで逃げてしまった
「あははちょっ、、五条嫌われちゃってるじゃん」
「じゃあA近ずいて見ろよ」
拗ねたように言う五条、威嚇した三毛猫はまだこちらを向いて待っているようだ
「ふふ、まっかせなさーい」
猫を刺激しないように姿勢を低くして声をかけながらゆっくりと近ずいて行く
「ほら、おいでー」
手招きをしていると警戒が解けたのかタタッと軽やかにAの近くによってきた
「やったー、よしよし可愛いねー」
近くによってきた三毛猫を撫でると喉をゴロゴロさせ気持ちよさように目を細める
「いや、なんでだよAなんもしてなかったじゃねーか」
「ほら、動物って人を見るって言うじゃん?」
と言うとハイハイと適当に促された気がしたが気のせいだろうか
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名無しのNANASI(プロフ) - ありがとうございます!!!!!!そう言っていただけて光栄です!!!!なんか、リクエストとかあったら是非お願いします!!!!!!!! (2022年4月11日 7時) (レス) id: e2f4982995 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクパン - めっちゃ面白いですね⁉︎ (2022年4月11日 7時) (レス) @page16 id: b0fbee17e5 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのNANASI(プロフ) - ロクさん!!!!ありがとうございま"す!!まじ、完結するまで頑張ります!!!! (2022年4月10日 21時) (レス) id: e2f4982995 (このIDを非表示/違反報告)
ロク - 名無しさん天才かなって (2022年4月10日 14時) (レス) @page15 id: a3540f8a10 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのNANASI(プロフ) - すみません。お知らせありがとうございました!頑張ります (2022年4月2日 18時) (レス) id: e2f4982995 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し | 作成日時:2022年3月30日 18時