マネージャーになった理由 ページ3
私達がマネージャーになる３日？２日？
まぁそれぐらいの頃のお話……
昼休み、中庭でお昼ご飯を食べていた私は何故か朝から
凄く胸騒ぎがしていた
良くないことが起こるような予感
それは人生で味わったことのない凄いものだ
私と愛琉が話しながら食べていると
影に隠れた
その日は晴れで丁度涼しくなったので
誰だと思い上を見上げてみたらそこに居たのは…………
男子テニス部部長、幸村精市だったのだ
幸村「ねぇ、双葉さん、僕達のマネージャーになってくれないかな？」
愛琉「ほぇ？」
幸村「男子テニス部のマネージャーになって
影で僕達のことを支えてほしいんだ。お願い！」
愛琉の顔を見るとまだポカーンとしていて
頭に話が入ってない様子だ。
貴方「なんで愛琉を入れようとしたんですか？」
幸村「君は？」
貴方「愛琉の親友です」
幸村「双葉さん、僕のこと分かる？」
愛琉「((・ω・｡)(｡・ω・))ﾌﾙﾌﾙ」
コイツと愛琉は確か同じクラスなんだけど………
愛琉はイケメンに興味がないから…分かんないんだよね…
幸村「僕は同じクラスなんだけど仕事もしっかりやってくれてるし
優しいから、マネージャーも
勤まると思って、部員も全員賛成だし」
貴方「優しさをマネージャーに求めたら弱くなるでしょ」
幸村「時には安らぎも必要だと思うけど」
なんでこんなに言ってるのに折れないの？
手強いなぁ〜
貴方「でも無理です。愛琉をそんな得体の知れない男子の中に
入れれません。断ります。」
幸村「双葉さんはどう思ってるの？」
私はこれ以上ダメだと思い愛琉の方を見ると
やっと話が分かってきたようで目を輝かせていた
愛琉「私やりたい！Aちゃん！私マネージャーやってみたい」
やっぱりな………言うと思った……
幸村「ありがとう、入部届けがあるから親さんと話して
いつでも渡してね」
そう言って幸村は帰ろうと振り返り歩き出した
私は見てしまった…
目が合った時、ドヤ顔をした幸村を……
顔に苛立ちを出さずに心で抑えて愛琉を見た
愛琉「幸村君！待って！」
幸村は振り返り「どうしたの？」と問いかけた
すると愛琉は私の腕を引っ張ってきた
愛琉「なんで２枚ないの？Aちゃんがいないと
私、マネージャーならないよ！」
貴方／幸村「「は？」」
愛琉を見ると笑顔でこっちを見ている
まぁ1人にさせる訳にも行かないし
私もマネージャーになることにした
続く
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作者名：らい | 作成日時：2017年5月22日 21時
