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第5話 ページ6

アコ「あら?今日は、Aさんがきていますね。」

貴「はい、お久しぶりです。」

アコ「久しぶりの全員出席ですね。先生、とても嬉しいです。」

アコール先生には、覚えていてもらっていた。
さすがに、担任の先生に忘れられるのは、私も辛い。
だからよかった、アコール先生にも覚えてもらっていて。

アコ「では、皆さん授業を始めますよ。」

全「「はーーーい!」」



〜授業後の休み時間〜

アミ「A〜!」

貴「アミティ」

休み時間になると、アミティがこうして私の席にすぐに来て、話しかけてくれる。
あまり、アミティ以外のクラスメイトと話すことがないのでアミティが来てくれると結構嬉しい。

アミ「ねぇ、A、どうして雨の日にしか学校に来ないの?楽しいのに」

貴「うーん‥‥、私も、できることなら晴れのひに外へ出てみたい。だけど‥‥」

アミ「だけど‥‥?」

貴「雨の日以外に、外に出るな、って、父さんも母さんも私を外に出してくれない」

一度だけ、母さんに聞いたことがあった。

「どうして雨の日にしかお外へ出ては、いけないの?」

5年前に一度だけ聞いただけの質問。
その答えは、

「気にしなくていいのよ。」

その一文だけ。
そこから、何度「何で?何で?」と聞き返しても、私の満足する返事は、もらえなかった。
だけど、時が流れていくことによって、その疑問は、だんだんと薄れていった。
今ではもう、あんまり気にならなくなってしまった。


アミ「そっか‥‥。」

貴「あ、でも、学校に来るのは、すきだよ!!」

アミ「え?」

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AK(プロフ) - 小説、面白いです!更新、頑張ってください! (2017年3月27日 20時) (レス) id: 0e834f80a5 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - あww (2014年8月19日 11時) (レス) id: c61950f1d6 (このIDを非表示/違反報告)
ちっち♪ - あれ?小説のシグさんムシ以外言葉発してない!?((  これからでてくるのを、楽しみにします♪ (2014年8月7日 17時) (レス) id: 9050dcfd72 (このIDを非表示/違反報告)
ちっち♪ - みーちゃんさん» 応援しまくります! (2014年8月7日 17時) (レス) id: 9050dcfd72 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - ちっち♪さん» はい!! (2014年8月6日 12時) (レス) id: c61950f1d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うz | 作成日時:2014年7月22日 14時

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