unknown2 ページ2
「...はあ、」
「んふふ、ため息なんてついてどうしたん？可愛い顔が台無しやで」
ため息をつく私を見て目の前のコイツはニヤニヤと笑っている。こんな言葉に耐性がある訳もなく、私は赤くなった顔を隠すようにそっぽを向いた。しかし目の前の彼はまだニヤニヤと笑って私を見ている。やめろ。こっちを見るな。
「どうしてこうなった...」
1から説明しよう。
事の発端は今日の朝。
目が覚めてふと視線を感じ、ベッドの脇を見た。
「っぎゃああああああ！？！？！？！？」
「ひははっ、ええ反応するやん」
「なっ、なっ、誰！？」
茶髪で若干髪の長い男の人がいた。思わず私は布団から起き上がった。
彼は幸せそうに笑い、私を見ている。何だこのイケメン。不法侵入か？あ？いくらイケメンでも許されないぞ。
名前を尋ねれば彼は首をかしげる。
「え、あれ？この時代って俺らまだ会ってないん？」
「あの、日本語喋れます？」
「あ、出会ったの6月くらいか。今5月やろ？そんなもんやな。」
「自己完結すな」
1人で悶々と悩んでブツブツと何かをつぶやく謎のイケメン。手入れの行き届いた茶色の髪の毛がさらりと零れおちる。くそ自覚なしのイケメンかよ。滅びろ。まぁ私の好きな人もかなりイケメンだけど。
「あ、ゾムやで」
「何が？」
「何が、って...名前やけど」
「は？」
ゾムってあの生徒会役員じゃん。
いやいやいや、年齢違うし別の人物。そうそう。別人。しかもアイツはクソモテるけど付き合ったことない人だし、なんなら女に興味ないし。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1309人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
這い寄る脅威(プロフ) - あ、あ、、、続きが…気になる…めっちゃ好き…です。_:( _ ́ཫ`):_ (2022年9月7日 21時) (
レス) @page23 id: 0893c6b06a (このIDを非表示/違反報告)
Harukainoue(プロフ) - 改めてルールを再確認することが出来ました。ありがとうございます！私は害悪さんを見つけたら無言で報告などするようにしているのですが、それは良い行動と言えるんですかね…？某歌い手様のリスナーと同じような民度にならないようにこれからも気をつけていきます。 (2019年7月10日 0時) (レス) id: 0cc903c043 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃 - レスが早い…ありがとうございます。同じ考えの方がいらっしゃってちょっと救われた気がしてたんです(笑) (2019年6月30日 10時) (レス) id: b30a6a9d40 (このIDを非表示/違反報告)
くるす?*。(プロフ) - 蒼乃さん» 意見ありがとうございます！確かに自身の考えの押しつけは良くないですね...言動は自由であれ、その言動に責任を取ることは重要だと思っています。どちらもが理解し合おうとする姿勢と遠慮する気持ちが第1歩ですかね。コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年6月30日 10時) (レス) id: f1257fcb65 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃 - 基本的にくるすさんの意見と同じなんです。考えるのは自由ですけど、あまり押し付けになったりしないように自分も、国民の皆さんも気を付けたいと思います。最後に、作品の更新頑張ってください！応援してます。 (2019年6月30日 10時) (レス) id: b30a6a9d40 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くるす*
作成日時：2019年5月1日 2時
