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5個目 ページ5
オスマン side
「ここまで御足労いただきありがとうございます。私はハルセ国外交官、セイルと申します。」
オスマン「我々国外交官、オスマンと申します。これから良好な関係を築いていきたいと思う限りです。」
にっこりと笑みを貼り付け、1通り自己紹介を終えるとぱたぱたと足音がした。
ヒールのような音からすると女性である。
...この国の姫様か。
セイル「姫様、わざわざ...！」
「いいのよ。私が挨拶に来たかっただけなのだから。」
わたわたする外交官を置いて、こちら側へ向いてにっこりと笑い、名を名乗った女性。
外交官が姫様、と呼んでいたから姫なのだろう。この人は。
オスマン「これはこれは。我々国外交官、オスマンと申します。」
とても素敵な方、と褒めればそれほどでもないと笑う。
...ふーん、外見は整ってんけど心の中はどうなんだか。
目を光らせた。
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作者名：くるす*
| 作成日時：2018年2月28日 23時
