じゅう ページ11
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身体と髪の毛を洗い終えるまでにはたくさんのいざこざがあったが無事に洗い終え、最初に蛍丸と愛染が湯船に足を入れた。
風呂に入る手前で喋りながらこちらへ向かってくる両親を見ると
二人とも腰にタオルを巻き国行は意外としっかりした身体付き、
それに比べて母の身長は国行と少ししか変わらないが鶴丸のように色白く細い身体に身を引き締め色気を放つ身体をしていた。
それを見て蛍丸は思う。
「(こりゃ他の奴らにも狙われるわ…)」
と。改めて俺らが他のものから母を守らねば行けないと同じ事を思っていた愛染とアイコンタクトを交わす。
…
話し終えた両親がやっと入ってきたと思うと隣に座ろうとしてた蝶羽の腕を引っ張り明石は自分の股の間に蝶羽を座らせた。
「ちょ、なにするんです…ッ…って首触らないで…!!」
「なんやあ〜??照れとんのお〜??…相変わらず綺麗やなあ…」
図星を突かれた蝶羽は照れながら明石の頬を弱く叩く。
叩かれた明石はニヤニヤしていて蛍丸達の存在を完璧に忘れているようだった。
「(なななにを見せつけられてんだ俺ら!!せめていないところでやってくれ〜!!!)」
「(あれ?俺達一緒に風呂場に来たよね?なんで忘れられてんの?目の前に居るよね俺ら。
もしかして俺刀に戻って…ないわ指ある)」
「(目の前で盛り始めたら困るぞ、
どうする?話しかけるか?)」
「(うん、愛染よろしく)」
「(いや蛍お前が言ってくれ)」
「(むり)」
子供会議は結論には至らなかった。
久しぶりに会えて周りを忘れイチャイチャし始めた両親に話しかけるなど出来るわけない。
最終的に風呂に入ってるにも関わらず冷や汗を流しながら邪魔しないように出ようと行動をすることにした。
だがここでタイミングが悪い。
「クソー!!俺が気を失っている内に蝶羽がどっかいっ…た…って明石と此処に居るーッ!!なんかいい雰囲気になってる腹立つなあ邪魔してやるッッ!!」
「うわあ、にいさま?!」
「ちょ、お義兄様なにするんですかいな!」
イチャイチャしていた空気が一変し、
ある意味緊迫な空気が走った。
「何だこの息子の濡れ場を見た感じは!腹立つなあ!」
「ちょ、国永なんだあ…?ってえーッ!!なんか申し訳ねえ!」
「ちょ、兼さんのその気遣いなに、?!」
「はっはっは、見せつけてくれるなあ」
「うお、ここにおったのか。若いのお」
「馬糞でもありま、し…ないですね!」
「兄弟…」
続々と人が現れた事で愛染達は色々と諦めることにした。
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よしざあ(プロフ) - ありがとうございます!...ホント今からやっておいた方が良きです...私なんて本気でやり始めたの1ヶ月前で本番はまず自信喪失していましたから...!!我儘に御付き合いありがとうございます!! (2018年3月22日 23時) (レス) id: ab7b38fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
Tikuwa(プロフ) - 受験お疲れさまでした!私もそろそろ勉強しはじめないと進路が・・・評価しますね! (2018年3月21日 23時) (レス) id: f7fcb6631d (このIDを非表示/違反報告)
よしさわこ(プロフ) - セイトさん» 我が子のように可愛がりたいなって思った結果でした(笑)嬉しいお言葉感謝です! (2018年1月21日 8時) (レス) id: ab7b38fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
セイト(プロフ) - お母さんって感じがいいですね!母性本能のようなものが芽生えますね(*゚∀゚)続き楽しみにしています!! (2018年1月19日 23時) (レス) id: 6be1b79121 (このIDを非表示/違反報告)
しゅう(プロフ) - はい!_| ̄|○)) よろしくお願いします ((○| ̄|_ (2018年1月19日 6時) (レス) id: e0592a0085 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よしさわこ | 作成日時:2018年1月7日 23時