はち ページ9
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五虎退が質問を終えたと同時に他の短刀達が考えていたことを一斉に喋り出す。
「ハイハイハイ！その髪の毛ボクがアレンジしてもいい？！」
「ええどうぞ」
「なあ！ゲーム好きか？！一緒にやろうぜ！！」
「ゲーム…？？…後日是非誘って下さい」
「ちょうはさん！おそとでいっしょにあそんでくれますか？」
「蝶羽でいいですよ。もちろんです。」
「後で俺っちと万屋着いてきてくんねーか？」
「ええ、楽しみにしてます」
「ちょっ…」
「じい共とも茶を飲まぬか」
「かあさ…ッ」
「私で良ければ」
「は？」
「じゃあ今度僕と一緒に一緒に夕食作らない？」
「まっ」
「喜んで承りますよ」
短刀の中にいつの間にか太刀達も混ざっていて
蝶羽には来派の声が届かない。
三日月との誘いに乗れば明石がキレて
蛍丸はちょっと涙目だ。
愛染は蝶羽を見ながらプルプルしている。
プルプルしている顔は赤く蛍丸より涙目で涙がそろそろ零れ落ちそうである。
刀剣達の質問がまだ続く中蝶羽は皆に囲まれて閉まっているので来派の元へ行けそうにない。
明石は放心状態、蛍丸は空を静かに眺めている。
その中愛染が痺れを切らしたのか大声をあげた。
「か"あ"さ"ん"！！！！」
もう既に顔はボロボロと涙を流し大声を出したことによって居間が静かになった。
そんな中愛染は蝶羽の前に立ち蝶羽はビックリしているとガバッと抱きつく。
そして顔を蝶羽の胸元に埋め訴えかけるように言う。
「か"あ"ざん"は、！！おれ、"の"なのォ"！み"んな、"のじゃ、ねー、"かッら"な！"」
そう泣きながら言うと愛染は何も喋らなくなってしまった。
居間の皆は申し訳なさそうな顔をする。
それを見た蝶羽は泣き続ける愛染をゆっくりと抱き締めいつの間にか復活していた明石と蛍丸を呼ぶ。
「御前様と蛍丸も来て下さい」
「なんや…」
「なあに、…」
呼んで来る来派に気を遣い蝶羽を囲んでいた刀剣達は素直に退いた。
蝶羽は愛染を片手で大事そうに抱いたまま片方の空いた手で二人を抱きしめる。
「ごめんなさい、お前達に会えた安心で気を遣わな過ぎましたね、…まずはお前達の話を聞かせてください。」
そう言うと愛染と蛍丸が顔を上げた。
涙の痕が残っているので指で撫でとると二人は嬉しそうに顔を擦り寄せた。
だがまだ不機嫌な明石には口元を耳に近付け
「御前様は夜が出番です」
なんて言えば勢いよく顔を上げ悪い笑顔をしていた。
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よしざあ(プロフ) - ありがとうございます！...ホント今からやっておいた方が良きです...私なんて本気でやり始めたの1ヶ月前で本番はまず自信喪失していましたから...！！我儘に御付き合いありがとうございます！！ (2018年3月22日 23時) (
レス) id: ab7b38fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
Tikuwa(プロフ) - 受験お疲れさまでした！私もそろそろ勉強しはじめないと進路が・・・評価しますね！ (2018年3月21日 23時) (レス) id: f7fcb6631d (このIDを非表示/違反報告)
よしさわこ(プロフ) - セイトさん» 我が子のように可愛がりたいなって思った結果でした（笑）嬉しいお言葉感謝です！ (2018年1月21日 8時) (レス) id: ab7b38fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
セイト(プロフ) - お母さんって感じがいいですね！母性本能のようなものが芽生えますね(*ﾟ∀ﾟ)続き楽しみにしています！！ (2018年1月19日 23時) (レス) id: 6be1b79121 (このIDを非表示/違反報告)
しゅう(プロフ) - はい！_|￣|○)) よろしくお願いします ((○|￣|_ (2018年1月19日 6時) (レス) id: e0592a0085 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よしさわこ | 作成日時：2018年1月7日 23時
