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(気まず)
勇利がいなくなって、その場に残された私は当然のようにユリオと2人きりになった。
「えーと、ユリオ、2位おめでと。」
「1位のお前に言われるとムカつくな。」
「え、いや、そんなつもりじゃ、」
「...お前のあれ、なんだよ。」
「え、ペトルーシュカ？」
「そうそれ。まじで人形劇見てる気分だった。」
角度的に、ユリオの顔が見えない。
けど、声のトーンはいつもより低くて、
少し怖かった。
「...ユリオさ、恋する気持ちとか、閉じ込められた気持ちとか、殺されちゃう気持ち、ってわかる？」
「分かるわけないだろ。お前と同い年だぞ。」
「今そんな感じ。」
はぁ？とでも言いたげにユリオがこっちを見た。
あ、やばい、私どんな顔してるんだろう。
ユリオの目が、驚いたように見開かれた。
「お前、なんで泣いて...」
「分かんないよ、恋とか死とか、」
気づいたら溢れていた涙は雪の中に落ちて、斑点をつくってた。
SNSで呟かれる私への評価は冷たいものばかりだった。
結果を褒めてくれても、演技は辛口ばかり。
知らないよ、私人形じゃないから。
私は人間なんだよ。
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ゆき - キュンキュンしました///とっても面白いです！！！！！！！ (2020年5月6日 11時) (
レス) id: 1c1d4c066e (このIDを非表示/違反報告)
花子 - すごく面白いです！ただ、レーノチカという呼び方だけ気になります…>_<… 「〜チカ」という愛称は、子供を「〜ちゃん」と呼んでいる感じの意味だと聞いたので、コーチを子供扱いする愛称で呼んでいるのはちょっと違和感を感じます…。 (2018年2月20日 23時) (レス) id: 8b9fdfebe7 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 兎羽 兎さん» コメントありがとうございます^ ^どうしてもピチットくんの扱いがこうなってしまうんですよね(笑)じわじわきてるようでなによりです(笑) (2017年2月22日 0時) (レス) id: 2199f96b31 (このIDを非表示/違反報告)
兎羽 兎(プロフ) - すごく面白いです！特にピチットくんがじわじわきます(笑） (2017年2月13日 20時) (レス) id: cd60dd09c7 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - カイリさん» ありがとうございます(^ ^)はい、最後まで書き続けます！(笑)全然プレッシャーじゃないです！むしろありがとうございます^ ^ (2017年2月4日 20時) (レス) id: 2199f96b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 | 作成日時：2017年2月3日 14時
