神の呼吸使いは、竈門兄妹の親友です！2

陸拾参 ページ17

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A『この髪留めは昔、おじいちゃんから貰ったものです。でも、ただ単に貰ったのじゃなくてこれは胡桃家で受け継がれてきたものです。


このことを知ってる人は、私の親族達だけなんです。でも、鬼舞辻はこのことを知っている様子でした。私もこのことについては詳しくは知りませんが、なにか意味はあると思うんです。』





お館様｢話してくれてありがとう。このように、鬼舞辻が初めて見せた尻尾を掴んで離したくない。

恐らくにも、禰豆子も鬼舞辻にとって予想外の何かが起きていると思うんだ。

分かってくれるかな？｣






実弥｢分かりません、お館様。人間なら生かしておいてもいいが、鬼はダメです!!

これまで俺たち鬼殺隊がどれだけの思い出戦い、どれだけの者が犠牲になっていったか。

承知できない。｣


そう言うと、不死川さんは刀を抜き自分の腕を少し切った。



えっ!?

何してるの何してるの!?

お庭に血がついちゃっていいの!?



実弥｢お館様、証明しますよ俺が!!
鬼という者の醜さを!!｣





何を言い出すかと思えば、次は禰豆子の箱を地面に置き血を上から垂らす。



禰豆子っ!!


さっき刺したはこの隙間から、血が中に入っていってる。


すごくカリカリ言って、唸ってる。




私が禰豆子のところに行こうとすると、蛇の人が私の腕を片手で拘束した。


足が折れてることをいいことに何をするの!!




小芭内｢不死川、日向ではダメだ。日陰に行かねば鬼は出てこない｣



実弥｢お館様、失礼、仕る。｣





そう言うと、不死川さんは屋敷に入って箱を投げ、刀をまた箱に刺した。




炭治郎｢ヤメロォー!!｣



A『禰豆子ッ!!』



私達が叫んでいると、蛇の人が私の腕を拘束しながら、炭治郎も抑えた。



蛇の人、炭治郎には凄く強く抑えてる!!

禰豆子も今、不死川さんに刺されたし!!




私も結構、腕の拘束を解こうと暴れるけどこの人力が強いから全然解けない!!









禰豆子の方は、不死川さんが刀で箱を開け禰豆子が中からでてきた。






禰豆子も結構怒ってる。そりゃ、3度も斬られてるし。









禰豆子、お願い!!

人を襲っちゃダメ!!鬼殺隊として戦えるっていうことを証明して!!


襲ったりしたら、もう会えなくなっちゃう!!



お願い!!

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