神の呼吸使いは、竈門兄妹の親友です！

拾陸 ページ18

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中に入るとベッドの上には傷を負った女性が。
その横に椅子の上に座っている女性がいた。
椅子に座っている人が鬼だと気配で直ぐにわかった。

炭治郎は、"先程は任せてすみません”と言っていた。
先程とは、鬼舞辻無惨が現れて通りすがりの人を鬼にし、ベッドの上にいる女の人を襲った後のことを言ってるのだろう…

炭治郎が"その方は大丈夫か”と聞くと、
女性(鬼)はこの方は大丈夫だけど旦那さんは気の毒だと…

炭治郎は人の手当をして辛くないかと聞くと
男性(鬼)は炭治郎の胸ら辺を拳で殴り、"血肉を耐えながら手当しているとでも”と聞いた…

炭治郎は謝り、女性(鬼)は珠世だと名乗った。男性(鬼)は愈史郎だと。
仲良くしてやってと言われたが、仲良くなるのは少し無理そうだ…

何せ私と禰豆子のことは醜女と言っていたし、炭治郎の事は睨んでいるから…

珠世さんは"辛くは無いですよ”と先程の質問答えた。
珠世さんは自分の体をいじってると…
鬼舞辻の呪いを外していると…

珠世さんは前掛けを外し、"こちらへ”と隣の部屋へ案内してくれた。

入ると禰豆子は床に寝転んでいた。
炭治郎が注意すると、気楽にしてくれて構わないと言われた。

"禰豆子は鬼になってから結構幼くなったよなぁ〜”なんて思っていたら先程の話の続きを話し始めた。

珠世さんと愈史郎さんは人の血肉を喰らわなくても平気だと。
人の血を少量飲むだけで事足りると。
愈史郎は珠世さんよりも少量でいいと。
金銭に余裕のない方から輸血として称して血を貰っていると。

2人からは鬼特有の気配がしないのはこういうことか…
でも、血だけなら禰豆子にも必要あるんじゃないかと思った。

愈史郎は珠世さんが鬼にしたと。
でも鬼にできるのは鬼舞辻無惨だけじゃ…
そう私たちは混乱していると、珠世さんは

珠世｢そうですね。鬼舞辻以外は鬼を増やすことを出来ないと称している。それは大船正しいです。200年かかって鬼にできたのが愈史郎ただ1人ですから｣

それを聞いた炭治郎が、珠世さんの年齢を聞くと愈史郎は怒り胸らへんをまた殴っていた…

愈史郎は珠世さんに叱られると"はい！”と言っていた…
切り替えが早いな…‪w
まぁ、あれは炭治郎が悪い気がするけどね…

珠世さんいわく、鬼を増やそうとはしていないと。
不治の病や傷などを負って余命幾許の人にしか鬼にはしないと。
鬼にする時はその人に許可をちゃんと取っていると。

この人からは嘘の気配がしないので私はこの人を信用する。

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