7 ページ7
叫んでから少しして
初めて自分の置かれた状況に気づいた
最初はしまったと思い
恐怖のあまり心臓が張り裂けそうだったが
”でも間違ったことは言ってない”
そう自分に言い聞かせ、心を落ち着かせた
そっとさっきまで下げていた頭を上げ
背の高いジョングク君の顔を見た
感情も何にも読み取れない表情
怒っているようにも呆れているようにも見える
それが逆に怖くて私の手は震えた。
JK「へぇー、ずっとそんなこと思ってたんだ」
ジョングク君の声はさっきの声よりも低く
完全に怒っている声
近くにいるジミンさんは
諦めたような顔をしている
JK「チョンさんさ、俺らが悪いみたいな
言い方してたけど、ほんとにそれって
俺らが悪いのかなー?」
『では、私が悪いのですか?』
震える声を振り絞ってジョングク君に言った
JK「へぇー、そうやって言い返せるんだ
いつもは黙ってたくせにな」
ジョングク君の目には光が写っていなく
怖い___
ただそれしか感じられなかった。
JK「あんたはさ、
自分に原因があるかもって
思ったことないわけ?」
確かにそんなことは思ったことは
なかったかもしれない
だってソレは
ジョングク君達が無視するから…
でもなんで
ジョングク君達は私を無視するの?
私が悪いから?
JK「俺ね”日本人”嫌いなんだよ」
ジョングク君から冷たく言い放たれた言葉
彼の口は笑っているが、目は笑っていない
私の頭は
ジョングク君のその一言で真っ白になった
私が一番言われたくなかった言葉
でもこれが初めてじゃない
私は必死に涙をこらえてトイレに走った
2812人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朱奈(プロフ) - かえるさん» 私も思いましたw w。続編の方でももう一度手のひら返しが起こると思います!ハッピーエンドになるように頑張ります。 (2018年5月14日 6時) (レス) id: fd07b0c076 (このIDを非表示/違反報告)
かえる - みんなの手のひら返しがサイコパスで怖かったです。主人公ちゃんが幸せになりますようにお祈りしております。 (2018年5月14日 0時) (レス) id: 970f992405 (このIDを非表示/違反報告)
朱奈(プロフ) - ヒヨコ さん» ありがとうございます!全然急かさせていいですよ!とても励みになります! (2018年2月10日 16時) (レス) id: fd07b0c076 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ - 朱奈さん» いえいえ、こちらこそ急かすような発言をしてしまって、すみません。続き楽しみに待っています! (2018年1月28日 15時) (レス) id: b686338a1a (このIDを非表示/違反報告)
朱奈(プロフ) - 夏耶さん» はい!今作ってますのでもう少しお持ちください! (2018年1月28日 15時) (レス) id: fd07b0c076 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:朱奈 | 作成日時:2017年11月6日 7時