防弾の専属メイクは辛すぎる

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そう言えばユナオンニがいない





『そう言えばユナオンニは大丈夫ですか？

出来れば謝りたいんですけど』




俯く彼ら





謝ることは無いけど会って話がしたかった



きっとユナオンニにも事情があったはずだ







TM「ユナは辞めたの。

専属メイクもこの会社も」




『嘘…』






泣きやんだタミオンニが言った



よく状況を理解できなかった






ユナオンニが辞めた？




なんで…




みんなから必要とされてるオンニが






昨日は嘘つかれて

前も飲み会に誘ってくれなかったけど




私はユナオンニを尊敬してた





メイクの腕も



メンバーと仲良く出来ることも


容姿だって





凄くオンニに嫉妬してた




私にないもの全部持ってたから








『なんで…辞めたんですかオンニ』







mg「チョンさんが入ってきてすぐに

メンバーとタミ達に

チョンさんの嘘の情報を教えてたらしい


チョンさんの立場が悪くなるような



その嘘をつき続けている自分に

耐えられなくなって

昨日自分から辞職を出した


昨日付いた嘘のことも聞いた


最後に

「チョンさんにごめんなさいって
言いたかった」

って」




『誰も止めなかったんですか…

大切な一員じゃないんですか？！』






言葉が止まらなくなった




裏切られてたとしても私の中では目標だった





ユナオンニから意地悪されても我慢できた





mg「ユナはチョンさんを凄く傷つけた

止めるわけには行かなかった…」




『皆さんからしてみれば

どうでもいい私なんかよりも


ユナオンニ、ユナオンニの方が

皆さんには必要でしょ！！？



なのになんで…』





ふわっと石鹸の匂い…


いやジョングク君の匂いがした


凄く温かみがある




ジョングク君？





JK「チョンさんの大切なユナヌナを

辞めさせたのば僕らだ


おかしくなったユナオンニの事を

止めてあげてればユナヌナは
耐えられなくなって辞めたりしなかった

俺らももっとチョンさんの事を
自分からしろうとしてれば

こんなことにはならなかった…」






上から落ち着いた

ジョングク君の声が聞こえてきた




それと頭に水滴が落ちた




ジョングク君泣いてる？

彼の体は少し震えている






？「チョンさん

俺らがした事ぐらい、俺らに償わせてよ」





顔を上げると


入口にはRap Monsterさん達がいた







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