20 ページ20
その場にいた全員が固まった
沈黙が流れる
メンバーは顔から血の気が引いている
特にVさんとジョングク君とsugaさん
YA「悪くないです!!
オッパ私の話を…聞いてください」
意外にも沈黙を破ったのは
ユナオンニだった
顔を真っ青にしている彼らが
私に暴力を振るってたのは紛れもない事実
それの何が違うの?
その時
ユナオンニの目から床へポタっと水滴が落ちた
mg「ユナ!?
どういうことだよ?」
YA「実は、実は…」
涙を流すオンニに駆け寄ったマネージャーさん
オンニはなんで泣いているの
泣きたいのはこっちなのに…
mg「ゆっくりで良いから話して…」
YA「チョンさんが、
私に暴力振るったんです…
だからッテヒョンとかユンギとかググが
私を助けてくれたんです
だからテヒョン達は悪くありません」
違う、違う、違う
違うよマネージャーさん
オンニに暴力なんかふってないのに…
私はただ立っていただけなのに
オンニ、なんで嘘なんか付くの
mg「本当なのか?チョンさん」
向けられた冷たい目
朝はあんなに気を使ってくれたのに
今もタオルをかけてくれたのに
どうしてそんな目で見るんですか
なんで私を疑うんですか?
もっと信じてくれたっていいじゃないですか
『違います!何も…』
TM「オパ違くないです!
チョンさんがユナを
殴ったり蹴ったりしたんです!」
私の言葉を遮るように
オンニが私に指を指しながら言った
mg「はぁー、
チョンさん今日はもう帰ってくれ…」
『違いますって!!』
mg「ユナがこんなに怯えてるんだ!
…頼むから
今すぐ帰ってくれ」
『…』
涙が止まらなかった
この前泣かないと決意したばかりなのに
涙は一切止まることなく流れ続ける
手で必死に拭ってもまた流れる
あぁあ、また泣き虫に戻っちゃった
味方なんていなくてもいいなんて
そう思ったのに
いないからこんなことになるなんて…
悔しい
マネージャーさんにかけられたタオルを
畳んでテーブルに置き
自分のバックをとる
『おッグス、つかれさまでした…』
泣きながら挨拶する私
挨拶を返してくれる人なんかいなかった
.
2812人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朱奈(プロフ) - かえるさん» 私も思いましたw w。続編の方でももう一度手のひら返しが起こると思います!ハッピーエンドになるように頑張ります。 (2018年5月14日 6時) (レス) id: fd07b0c076 (このIDを非表示/違反報告)
かえる - みんなの手のひら返しがサイコパスで怖かったです。主人公ちゃんが幸せになりますようにお祈りしております。 (2018年5月14日 0時) (レス) id: 970f992405 (このIDを非表示/違反報告)
朱奈(プロフ) - ヒヨコ さん» ありがとうございます!全然急かさせていいですよ!とても励みになります! (2018年2月10日 16時) (レス) id: fd07b0c076 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ - 朱奈さん» いえいえ、こちらこそ急かすような発言をしてしまって、すみません。続き楽しみに待っています! (2018年1月28日 15時) (レス) id: b686338a1a (このIDを非表示/違反報告)
朱奈(プロフ) - 夏耶さん» はい!今作ってますのでもう少しお持ちください! (2018年1月28日 15時) (レス) id: fd07b0c076 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:朱奈 | 作成日時:2017年11月6日 7時