第6話中学の話 ページ39
田中｢そおぉぉおおおおおらァァァァ！！！｣
田中先輩の声が体育館に響く。
凄い…月島君をフッ飛ばした…！
澤村さんが月島君に｢田中を煽ったのは失敗だったかもね〜｣と言っていた。ドンマイ…！
するとお兄ちゃんにトスが上がる。
高校の試合一発目だ！！
お兄ちゃんはスパイクを打つがブロックに阻まれる
ここにもまた壁があるのか…
頑張ってお兄ちゃん…
月島｢君よく飛ぶねぇ！それでほォ〜んの30cm程身長があればスーパースターだったかもね｣
日向｢も！もう一本！！｣
その後何回もやるがブロックに捕まりっぱなし
菅原｢またブロック…｣
縁下｢これで何本目だ？｣
『田中先輩は結構決まってるんですけど…』
次は影山のサーブだけど澤村さんはレシーブが上手いはずだ｡だから多分サーブ取られるんじゃ…
影山の打ったサーブが澤村が綺麗に受け止めた。
凄い…流石キャプテン…
澤村｢何点稼げると思ったか？
突出した才能がなくとも2年分お前らより長く身体に刷り込んできたレシーブだ｡
簡単に崩せると思うなよ｣
次に月島君が｢ホラ、王様そろそろ本気だした方がいいんじゃない？｣と影山に向かっていう。
からかうような月島君にお兄ちゃんがムッとする。
日向｢なんなんだお前！この前からつっかかりやがって！！王様のトスってなんだ！｣
月島｢君、コイツがなんで"王様"って呼ばれてるか知らないの？｣
月島君は影山に指を指しながらそう言う。
日向｢こいつがなんかすげー上手いから他の学校の奴がビビって呼んだ、とかじゃないの？｣
月島｢ﾊﾊｯそう思ってる奴も結構いると思うけどね｣
眉間に眉を寄せるお兄ちゃん、月島君は影山を横目で見て口を開く。
月島｢…でも噂じゃ"コート上の王様"って異名北川第一の奴らが付けたらしいじゃん"王様"のチームメイトがさ意味は
自己中な王様、横暴独裁者｣
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