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「なんか新鮮だね！学校以外で会うって」
「そうだね、」
はなみちゃんは、私の隣を歩きながら一回一回、私の目を見て話す
「Aちゃん、そのスカートすっごくかわいい」
必死に、その子に負けないように選んだスカート
かわいい、そう言ってもらえたのに、悲しくなった
「………ありがとう、はなみちゃんも今日もかわいいね、」
「え〜、ありがと笑」
照れたように下を向くはなみちゃん
そんな動きですら魅力的で。
私はきっと、なにひとつ、敵わない。
「………あ！ねえ見て、ここかわいい〜！」
「あ、待って！」
突然、道の途中で雑貨屋さんに入っていくはなみちゃん
その自由な無邪気さに、思わず笑顔になってしまって、彼女の力の強さを、思い知った。
・
「ちょっとお腹空かない？」
しばらく街を散策していると、はなみちゃんがそう言って私の顔をのぞきこむ
「ちょっと空いたかも。何か食べる？」
「食べよう〜！私、Aちゃんと行きたいなと思って、美味しそうなお店探してきたの」
ふふっと笑いながら彼女は私の手を引いた
女の子でもどきりとするくらい、甘いセリフ。
こっちだよ、と振り向く彼女に、
私はふらふらと、ついていく
しばらく歩いて連れて来られたところは、おしゃれなご飯屋さん
はなみちゃんのセンスに感心しながら、お店の中に入る
「え〜っと、なにがおすすめですか？」
メニューを渡されて、すぐに店員さんに聴く彼女が、やっぱりかわいい。
店員さんは女の人だったけど、はなみちゃんのことをにこにこと見ていて、
この人にも、充分に魅力は伝わったみたいだ。
「Aちゃん、これおすすめだって！私これにする〜」
「あ、じゃあ私もそれにする、」
「ほんと？おそろいだね」
その言葉に、その笑顔に、私と店員さんは思わず笑顔になる
本当にどこまでも、人を惹きつける子だ。
料理が来るまで、おしゃべりをするけど、
話をしていて、嫌な気分になることがなくて。
本当に完璧で、申し分のない、女の子。
紫耀くんの気持ちが、なんだかわかるような気がして、つらい
ふと会話が途切れると、はなみちゃんは私を真っ直ぐに見つめて、呟いた
「…………あのね、今日話したかったのは、」
「Aちゃんに、協力してほしくて。」
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詩愛(プロフ) - zzzさん» いつもありがとうございます！ドキドキしてくださっていますか、よかったですT_T 続きもぜひ読みにいらしてくださいね！お待ちしております^^ (2020年5月29日 20時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - kaiさん» いつもありがとうございます！日課だなんて嬉しいです……精一杯頑張って書きますね！続きもぜひ読みにいらしてください！^^ (2020年5月29日 20時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 涼杜兄妹さん» ありがとうございますT_T 引き続き皆さんのコメントを糧に頑張ります！ぜひ続きも読みにいらしてくださいね！よろしくお願いいたします^^ (2020年5月29日 20時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夜木さん» いつもありがとうございます！嬉しいです……これからも精一杯頑張りますので、続きもぜひ読みにいらしてくださいね！またよろしくお願いいたします^^ (2020年5月29日 20時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - まいさん» 毎日おつかれさまですT_T 少しでもお仕事の疲れがとれるように、私も頑張って更新しますね！続きもぜひ読みにいらしてください！よろしくお願いいたします！^^ (2020年5月29日 20時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2020年5月4日 19時
