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そのあと、私たちは写真部の教室に戻って、
先輩たちと一緒に、片付けと掃除をする
その最中も、私たちはずっと笑っていて、
幸せそうな4人の声が、教室に響いていた。
「じゃあおつかれさま！解散〜」
やっと片付けが終わって、それぞれが荷物をまとめ出すと、紫耀くんが真っ先に私の元にやってきた
「帰ろ〜Aちゃん。俺もう眠いよ」
本当に眠そうな君の様子が、なんだか可愛い。
「今準備するね。ちょっと待ってて」
「あ〜い」
眠そうに目をぱちぱちさせる君
さっきまであんなに、はしゃいでいたのに。
「紫耀くん、お待たせ。帰ろう」
「うん〜」
お待たせ、って言えるこの状況にどきどきしながら、私と紫耀くんは教室を出る
その直後に、はなみちゃんと永瀬くんも出てきて、
「紫耀めっちゃ眠そうやん笑」
「さっき絶対はしゃぎすぎだよ？笑」
と、楽しそうに笑っていた
「じゃ、A紫耀のことよろしくな」
「気をつけてね〜！」
「ありがとう、ふたりとも」
「ばいば〜い」
校門の前ふたりと別れる
ふわふわと呟く紫耀くんは、足取りもおぼつかない
「紫耀くん〜、大丈夫？」
「ん〜？ん、大丈夫。ごめんね？」
「ううん、謝らなくていいけど。」
「……今日さ〜、すっごい楽しかったね」
突然関係のない話をする紫耀くんは、いよいよ寝ぼけているのだろうか
そう思って見上げたけど、その目はちゃんと開いていて。
心の底から、楽しそうに笑っていた
ふたりでたどり着いた駅
電車に乗り込むと、ちょうどふたり分の席が空いていて、
急いで紫耀くんを座らせて、私も横に座る
「うわ〜マジ疲れた〜今日…」
「紫耀くん、すっごくはしゃいでたもんね」
「……ちょっと最後テンション上がりすぎたね〜…」
ふわふわと話していた紫耀くん
しばらくすると、君は本当に寝てしまって、可愛い寝息が聞こえてくる
その時、ガタンと電車が揺れて、
紫耀くんの頭が、
私の肩に、もたれかかった
さらさらなその髪が、首筋をくすぐる
心臓が、破裂してしまいそうで。
おつかれさま、紫耀くん。
今だけは、許してね。
私もそっと、君の頭に自分の頭を預けてみる
規則正しい寝息、君の香り
私やっぱり、君が好きだな。
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詩愛(プロフ) - zzzさん» いつもありがとうございます！ドキドキしてくださっていますか、よかったですT_T 続きもぜひ読みにいらしてくださいね！お待ちしております^^ (2020年5月29日 20時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - kaiさん» いつもありがとうございます！日課だなんて嬉しいです……精一杯頑張って書きますね！続きもぜひ読みにいらしてください！^^ (2020年5月29日 20時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 涼杜兄妹さん» ありがとうございますT_T 引き続き皆さんのコメントを糧に頑張ります！ぜひ続きも読みにいらしてくださいね！よろしくお願いいたします^^ (2020年5月29日 20時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夜木さん» いつもありがとうございます！嬉しいです……これからも精一杯頑張りますので、続きもぜひ読みにいらしてくださいね！またよろしくお願いいたします^^ (2020年5月29日 20時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - まいさん» 毎日おつかれさまですT_T 少しでもお仕事の疲れがとれるように、私も頑張って更新しますね！続きもぜひ読みにいらしてください！よろしくお願いいたします！^^ (2020年5月29日 20時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2020年5月4日 19時
