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そんなある日、突然私の小テストの点数が伸びなくなってきた。
おかしいな、ちゃんと勉強してるはずなのに
放課後、返された微妙な結果のテストをこっそり確認する
前回のテストも、思ったよりできてなくて
思えばその前のテストの時からなんとなく、おかしかった
チラリと教室の奥の永瀬を見ると、余裕そうに答案をたたんでいた
今回も、良かったのかな
「はぁ…」
悔しくて、思わず机に突っ伏した
「ため息なんかついちゃって、どした？」
頭上から声がして、顔を上げると、
「よっ」
「神宮寺くんか…」
「神宮寺くんですよ〜」
一瞬、点数を比べにきた永瀬かと思ったから、ちょっと安心
「点、悪かったの？」
神宮寺くんが私の前の席に座りながら聞いてくる
「…永瀬に言わないでね？」
「あ、やっぱりそうなんだ、言わないから大丈夫」
神宮寺くんは今日も、私の気持ちとは真逆な爽やかな笑顔だった
「でも多分長谷、俺よりはできてるよ」
「う〜ん…」
「全然納得してないじゃん笑」
神宮寺くんは笑った
「長谷…！」
するとそこに、なぜか少し怖い顔の、
「…永瀬」
「帰るで」
廉いつのまに俺と帰ってくれなくなったんだよ〜なんてブーブー言ってる神宮寺くんに、適当に手を振って、廊下に出る永瀬は、まだ少し怖い顔
「はよ」
「…待って！」
神宮寺くんに私も手を振って、急いで廊下に出る
「永瀬、何か怒ってる？」
永瀬はしばらく無言だったけど、
「……いや、ごめん、なんでもない」
そう言って目をそらした
「ほんと？」
「ほんまやって」
そういうと困ったように少し笑ってみせる
でもその目は少し、切なそうに見えた。
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詩愛(プロフ) - ぴーさん» こんばんは！ありがとうございます…！頑張ります！引き続きよろしくお願いします。 (2019年2月4日 22時) (
レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴー - とてもおもしろいです。更新楽しみにしています！！これからも頑張ってください！！ (2019年2月3日 19時) (レス) id: b972a36c14 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夕美さん» こんばんは、ご指摘ありがとうございます。外していたつもりだったのですがうまくできていなかったみたいです…。失礼しました。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: b6266b0de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2019年1月25日 23時
